【第三者委員会調査報告】女性アナQとは誰?特定された?

芸能界に再び大きな波紋を呼んでいるのが、元SMAPの中居正広氏と女性アナウンサーとのトラブルをめぐる報道です。

フジテレビが設置した第三者委員会による調査報告書が公表されたことで、これまで噂レベルだった内容に一部具体性が出てきました。

その中でも注目を集めているのが、「女性アナQ」と呼ばれる人物です。

では、この“Qアナ”とは一体誰なのでしょうか?

ネット上では「特定」に向けた憶測も飛び交っていますが、報告書から分かる範囲で冷静に整理してみましょう。

スイートルームでの飲み会、事件の発端は

報告書によれば、2021年12月、高級ホテルのスイートルームにてフジテレビの女性アナ4名と、中居氏、タレントU、そしてフジテレビ幹部らが参加した非公式の飲み会が開催されました。

時刻が夜10時を過ぎた頃、中居氏が突如として幹部らに退席を促し、最終的にその場には中居氏とタレントU、そして女性アナQ、女性アナRの4人が残されるという構図に。

この時点で、すでに「男性2人・女性2人」という親密さを想起させる状況が出来上がっていたのです。

まるでミステリードラマのワンシーンのような構成ですが、ここからが本題です。

中居氏と2人きりにされたQアナ報告書によると、女性アナRがトイレに立った隙に、U氏が彼女を追って退出。

一方、リビングには中居氏とQアナの2人きりの状態が作られたとされています。

このタイミングで中居氏は、Qアナの膝や肩、鎖骨周辺に触れるなど、身体的接触を図ったとされます。

さらに顔を近づけるような仕草もあったとか。

Qアナはその場の空気を壊さぬよう、やんわりと拒否の姿勢を見せたものの、精神的なダメージは避けられなかったようです。

この出来事がきっかけとなり、Qアナはその後、摂食障害やうつ状態に陥り、最終的に退社へと追い込まれたことも明らかになりました。

中居氏の弁明と“信用性の欠如”対する中居氏は「そもそもQアナがその場にいたかどうかも記憶にない」と語っており、自身の関与を否定。

しかし、報告書ではこの証言に対し「記憶が曖昧で信用性に欠ける」と断じています。

もちろん記憶が曖昧になるほど酩酊していた可能性もありますが、責任ある立場の人間としては「覚えていない」では済まされない話です。

こうした姿勢が逆に疑念を深める結果になっているとも言えるでしょう。

Qアナは誰なのか?特定は可能?

ここで気になるのが「Qアナは一体誰なのか?」という点。

報告書ではQアナやRアナなどのアルファベットが使われていますが、これはイニシャルではなく、登場順に割り当てられた記号とされています。

つまり、報告書から直接的に人物の名前を読み取ることはできません。

また、フジテレビ側も個人のプライバシー保護の観点から、実名はもちろん、年齢や配属部署なども明かしていません。

ただし、Qアナが2023年6月から体調不良で休養に入り、8月末で退社したことが明記されているため、この条件に合致する元アナウンサーをリストアップすれば、ある程度の“推測”は可能です。

とはいえ、推測で個人を特定する行為は、名誉毀損や誹謗中傷のリスクを伴うため、慎重な姿勢が求められます。

SNSでの憶測は加熱中現在、SNS上では「この人では?」「時期的に一致している」など、特定に向けた書き込みが相次いでいますが、これが新たな二次被害を生むリスクも無視できません。

ネット上の“名探偵ごっこ”が暴走すると、本来守られるべき被害者が再び傷つくことになりかねません。

例えるなら、火の手が上がった家にさらに油を注ぐようなものです。

感想と今後の展望

今回の件は、芸能界の闇やメディア業界の体質だけでなく、組織内部のガバナンスの欠如も浮き彫りにした出来事だと感じます。

個人の尊厳を軽視するような行為が、未だに密室で行われているという現実は、非常に残念です。

一方で、被害を受けた女性が声を上げ、それに応じて調査機関が動き、公的に報告書がまとめられた点は、今後に繋がる一歩とも言えるでしょう。

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