2025年4月、芸能界に波紋を呼ぶニュースが飛び込んできました。
芸能プロダクション「デルタパートナーズ株式会社」の代表である小泉宗弘氏が、約8200万円もの脱税容疑で刑事告発されたというのです。
この記事では、小泉氏のプロフィールや学歴・経歴、そして同社が抱える所属タレント情報や事業内容に至るまで、徹底的に解説していきます。
【何者?】小泉宗弘のプロフィールと経歴
名前:小泉 宗弘(こいずみ・むねひろ)
年齢:50歳(2025年現在)
職業:デルタパートナーズ株式会社 代表取締役
設立年:2005年に同社を創業
小泉氏は、2005年にデルタパートナーズ(旧VIPモデルエージェンシー)を立ち上げ、以降は音楽・芸能・イベント業界で幅広く活動してきた人物です。
会社の本拠地は東京都港区六本木にあり、業界内でも一定の知名度を持つ事務所として知られていました。
彼の学歴については現時点で公式な情報は明らかになっていませんが、過去の関係者情報からは「音楽業界出身で企画畑の人」との証言も見られます。
事件概要:脱税額は驚きの8200万円
2025年4月、東京国税局の告発により明らかとなったのは、広告宣伝費を偽装して所得を隠し、法人税など約8200万円を脱税していた疑い。
その不正により得た資金で、なんと高級タワーマンションを購入していたというから驚きです。
このような手口は決して単なる「申告漏れ」ではなく、意図的な脱税行為と判断されたことが今回の刑事告発に至った背景です。
デルタパートナーズとは
デルタパートナーズ株式会社は、元々「V.I.Pモデルエージェンシー」としても知られており、現在は以下のような多様な事業を展開しています。
主な事業内容:音楽CD・映像コンテンツの制作および販売モデル・タレントのマネジメント音楽イベントの企画・運営WEB
デジタルコンテンツの制作広告戦略・マーケティング支援
取引先には大手エンタメ企業も多数名を連ねており、エイベックス、ユニバーサルミュージック、TBS、ドワンゴなどの名前が挙がっています。
このように、表向きは“堅実かつ多角的に展開している企業”という印象だっただけに、今回の脱税事件は業界内でも大きな波紋を呼んでいます。
所属タレントは誰?公式サイトは閉鎖状態?
小泉氏が代表を務める事務所のかつての所属タレントには、読者モデルやグラビアアイドル、ネット発のタレントなどが多く名を連ねていたと言われています。
一部では、インディーズ系アーティストやSNSで活動していた女性モデルなどが活動拠点としていたという情報もありますが、現在公式サイトでは所属者一覧が確認できず、詳細は不明です。
過去には業界系のオーディションサイトにて「新人タレントを積極採用中」といった募集広告を出していたこともあり、若手の育成・発掘に注力していた側面もあったようです。
なぜ起きた?小規模事務所ならではの“盲点”
今回の事件を通じて明らかになったのは、「芸能事務所」という肩書きの裏で資金の流れが不透明な実態があったということ。
芸能事務所という業態は、その特性上「キャッシュの扱いが多く、経費名目が曖昧になりやすい」ことで知られています。
今回のように“広告宣伝費”を偽装する形で利益を圧縮する手口は、中小企業によく見られる脱税パターンのひとつです。
もちろん、全ての芸能事務所がそうではありませんが、小規模な運営体制のなかで管理が甘くなっていたとすれば、それが今回の結果につながったとも言えます。
【個人的な感想】“夢の裏側”をどう見るか?
華やかなイメージの強い芸能界。
しかしその裏には、時にこのような“負の現実”が潜んでいます。
今回のようなニュースに触れると、「夢を支えるはずの企業が、逆に信頼を裏切っていたのでは?」という残念な気持ちにならざるを得ません。
芸能を志す若者たちの努力が、経営側の不正によって水泡に帰してしまうようなことがあってはならないと強く感じます。
【まとめ】小泉宗弘とデルタパートナーズの今後は?
・小泉宗弘氏は50歳の芸能プロ代表であり、過去に業界との広い関係を持っていた
・2025年、法人税など約8200万円の脱税で刑事告発され、世間を騒がせた
・所属タレントは過去に多数いたとされるが、現在は公式発信なし
・デルタパートナーズは六本木に拠点を構える中堅プロダクションだったが、今後の存続に影響も?
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