【部屋の中:ハト200羽以上】尼崎市・市営住宅どこ?

「まさか本当にあるとは…」
そんな言葉が思わず口をつくような、衝撃のニュースが兵庫県尼崎市から飛び込んできました。なんと、市営住宅の一室にハトが200羽以上も暮らしていたというのです。

報道によれば、この異常な状況を放置していた住人は70代の女性。近隣住民は悪臭や騒音に長年苦しめられ、ついに市は住民の退去を求める訴訟に踏み切るという異例の対応を取る事態に発展しています。

今回は、この「ハトだらけの市営住宅」の場所や経緯、そしてなぜここまで事態が悪化したのかを徹底解説していきます。


■ 事件の舞台は尼崎市のどこ?市営住宅の所在地は明かされているか

現時点で報じられている内容では、市営住宅の具体的な名称や住所までは公開されていません。ただし、尼崎市の担当者は市議会での訴訟方針表明に向けて準備しており、今後の議事録や公式発表によって、地域がある程度特定される可能性もあります。

尼崎市は兵庫県内でも人口が多く、市営住宅は市内各地に点在しています。よって、特定にはもう少し時間がかかりそうです。

ネット上では、「武庫之荘周辺か?」「立花方面では?」といった憶測もありますが、現段階ではあくまで噂の域を出ません。


■ なぜハトが200羽も部屋に?異常事態の発覚は“偶然”から

この問題が発覚したのは2023年4月、配水管の点検のために業者が部屋に入った際のこと。室内には想像を絶する数のハトが羽ばたき、ベランダや床にはフンが蓄積していたといいます。業者は作業どころではなく、慌てて写真を撮影し、指定管理者へと報告。そこから市が問題の重大性を把握するに至りました。

確認されたハトの数はなんと200羽以上。しかもすべて野生のハトであり、「ペットとして飼っていた」とも言い逃れできない状況です。

まるでドキュメンタリーのような光景ですが、これは現実に日本の住宅地で起きた出来事なのです。


■ 住民は70代女性、市の指導を拒否し続けていた

問題の住人は約40年前からこの市営住宅に住む70代の女性。市側は繰り返し改善を求めて是正指導を行ってきましたが、女性は訪問を拒否し続けたとのこと。以後は書面での通知を続けましたが、状況は一向に改善されなかったようです。

結果として、2024年1月に市はこの女性との賃貸契約を解除。しかし、本人が退去に応じなかったため、未払い家賃の請求と退去を求めて民事訴訟を起こす決定が下されました。

市の職員も「このような理由で訴訟に至るのは極めて珍しい」とコメントしており、その深刻さがうかがえます。


■ 被害を受けたのは住人だけじゃない?地域全体にも影響が

ハト被害は本人の住空間にとどまらず、周囲の住民や地域環境にも深刻な影響を及ぼしていました。

  • 洗濯物がフンで汚れる
  • 悪臭で窓が開けられない
  • 鳴き声で睡眠妨害

これらの苦情が市に相次いで寄せられており、被害は日常生活にまで及んでいます。ハトのフンには菌やカビが含まれることもあり、放置すれば健康被害の恐れも否定できません。

まさに“マンション一棟が被害に遭っていた”とも言える状況であり、行政としても黙って見過ごすことができなかったのでしょう。


■ 鳥獣保護法との関係も:勝手な飼育は違法行為

ハトは「野生動物」として、鳥獣保護管理法によって許可なしに捕獲・飼育することが禁じられています。たとえ好意的な気持ちで餌を与えていたとしても、それが継続的・習慣的になれば、違法行為に該当する可能性があるのです。

今回のように、密閉された室内で何百羽ものハトを“放し飼い状態”にすることは、単なる動物愛護とはかけ離れた危険行為といえます。


■ ネットの反応は?「怖すぎる」「悪臭テロだ」と騒然

SNSではこのニュースに対して以下のような反応が見られました。

  • 「もはやホラー映画の世界」
  • 「住民が気の毒すぎる」
  • 「市が早く動いてくれてよかった」

中には「悪臭テロ」とまで表現する声もあり、公共の場で生活を共にする“集合住宅”における責任とマナーの在り方が、改めて問われる形となっています。


■ まとめ|市営住宅は公共の財産、快適な共生のために

今回の「ハト200羽事件」は、一人の住人の過剰な行動が、いかに地域社会に悪影響を与えるかを如実に示すケースでした。

市営住宅は、税金で管理される公共財産であり、誰もが快適に暮らせるように“最低限のルール”を守ることが求められます。

今回の訴訟がどのような結末を迎えるのか、そして市の再発防止策がどのように講じられるのか——引き続き注目していきたいと思います。

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