【千鳥の鬼レンチャン】シャチホコがクビになった理由とは？何した？

フジテレビ系列で放送中の人気バラエティ番組『千鳥の鬼レンチャン』。歌の実力とメンタルの強さが試されるこの番組では、芸人からアーティストまで幅広い挑戦者が“鬼レンチャン”達成を目指して挑戦を続けています。

そんな中、モノマネ芸人のMr.シャチホコさんが、番組内で“クビ”になったという衝撃の展開が話題を呼んでいます。

いったい何があったのでしょうか？今回は「Mr.シャチホコがなぜクビになったのか？」を時系列で整理しつつ、その背景にある演出や視聴者の反応も含めてまとめました。

シャチホコさんが『鬼レンチャン』で「クビ宣告」を受けたのは、2024年5月12日放送の3時間スペシャル回がきっかけ。この日、シャチホコさんは得意のモノマネを交えつつもわずか4曲で失敗という、自己最低記録を更新してしまいました。

これに対し、千鳥の大悟さんやノブさんからは、

「これはさすがに次回出演も厳しいかも…」

と冗談交じりながらも“引退”をにおわせるコメントが飛び交います。

つまり、“クビ”の直接的な引き金はあまりにも短い結果だったこと。そしてその“敗退”を“バラエティ的に昇華するための演出”として「クビ宣告」が生まれたようです。

その後の展開がさらにドラマチックでした。2024年6月23日放送回では、妻で同じくモノマネ芸人の「みはる」さんが登場。なんと、

「夫・シャチホコのクビを撤回するために、私が鬼レンチャンを目指す！」

という趣旨で番組にチャレンジします。

見事8レンチャンまで進みましたが、9曲目で失敗。挑戦は惜しくも終了し、**「正式にクビ決定」**という流れに。まるで脚本があるかのような、起承転結のある“夫婦のバラエティ劇場”となったのです。

実は、ここに至るまでにはシャチホコさんに関する数々の“伏線”とも言える演出が繰り返されていました。

かつて、木山裕策さんの「home」を熱唱した際に大好評を博し、「もっと木山」の称号を授かったシャチホコさん。しかし、後日その看板曲を再び挑戦するも扮装なしで失敗。これにより「もっと木山」の称号を剥奪されてしまいます。

8回目の挑戦では、浅岡雄也さんの「突然」に挑戦。しかしなんと、本人が過去に失敗したのと“全く同じ場所”でつまずくという“伝説的失敗”を記録。この時、千鳥からの「クビ通告」が確定的に語られました。

まさに、「これ以上ないバラエティ的な失敗劇」と言える展開です。

ここで一つ押さえておきたいのが、『鬼レンチャン』に公式な「降板制度」や「出禁ルール」は存在していないという点です。

出演者が自ら「失敗したら卒業」などと口にしたり、番組側が“クビ”を演出に使うケースは多々ありますが、それはあくまで盛り上げのためのバラエティ的表現であり、本当に“永久追放”というわけではありません。

現に、他の出演者も過去に「クビ」とされた後、何食わぬ顔で再登場している例は多くあります。シャチホコさんも、今後また何らかの形でサプライズ復活する可能性は大いにあるでしょう。

ネット上では、

と、ポジティブな声とネガティブな声が混在しています。

中には「もういい加減クビネタ飽きた」という辛口意見もある一方で、「モノマネの精度は高いし、復帰してほしい！」という熱心なファンの声も多く見受けられました。

『千鳥の鬼レンチャン』において、Mr.シャチホコさんは“挑戦者”というよりは、“ストーリーテラー”のような存在。たとえクビになっても、番組の“笑いと涙の演出”を担う、貴重な一員であることは間違いありません。

「クビからの復活」という王道の展開が、もしかしたら次の笑いを生む起爆剤になるかもしれませんね。