1980年代のトップアイドルとして一世を風靡した田原俊彦さん(64歳)が、令和の今になって**「不適切な発言および行動」**を理由に、メディア関係者や視聴者から強い批判を受けています。
今回の件が発生したのは、**TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』**の生放送中。
番組内での発言・態度が多くの人に「昭和的セクハラ」だと受け止められ、インターネット上では波紋が広がっています。
この記事では、田原俊彦さんが具体的に何を言ったのか(発言内容)、ラジオで手を触れられた女性アナウンサーの名前、さらにはTBSの対応やネットの反応まで詳しく解説していきます。
■事件が起きたラジオ番組は「爆笑問題の日曜サンデー」
田原俊彦さんが問題行動を起こしたとされるのは、2025年6月15日(日)の午後、TBSラジオで放送された**「爆笑問題の日曜サンデー」**。
この番組は爆笑問題の太田光さん・田中裕二さんがMCを務める日曜午後の人気長寿番組で、さまざまなゲストが登場するトークバラエティです。
問題となった放送では、田原俊彦さんがゲスト出演。トークが進む中で、女性アナウンサーに対し性的に連想される発言や身体的接触を行い、それが「ハラスメントではないか?」と大きな議論を呼びました。
■田原俊彦の“問題発言”一覧:一体何を言ったのか?
報道によると、田原さんは番組内で以下のような言動を行ったとされています:
- 「真ん中の足がもっと上がる」
- 足を高く上げた写真について話す中で、自らの股間を連想させる表現を使用。
- いわゆる“下ネタ”発言として、受け取った側に不快感を与える表現。
- 「カッチカチや!」
- 明らかに性的なニュアンスを伴う形で、再度“股間”を連想させる言葉を連発。
- 「今もギンギンです」
- 過去のドラマ出演歴を紹介される中で、突然この発言を差し込み、空気が凍る場面も。
これらの発言に対し、番組の進行役である山本恵里伽(やまもと・えりか)アナウンサーは「やめてください」「無視します」と毅然と対応。スタジオの空気が一時的にピリつく場面もあったそうです。
■実際に“手を触れた”行動も問題に
田原さんは言葉だけでなく、行動面でも不適切と指摘されました。
ラジオ中、山本アナが原稿を読んでいる最中に、隣の席にいた田原さんがテーブル越しに山本アナの手を指で触れたというのです。
これに対して山本アナは「ホントにダメですよ!やめてください、読まないからね!」とハッキリと注意。
とっさの対応ながら、スタジオの雰囲気を崩さず進行した彼女の姿勢には、SNSでも称賛の声が集まりました。
■山本恵里伽アナとは?冷静対応が称賛の的に
今回、田原さんの不適切行為の“被害”を受けたのは、TBSの若手ながら実力派と呼ばれる山本恵里伽アナウンサーです。
彼女は報道番組からバラエティまで幅広くこなし、凛とした姿勢と確かな実力で評価されています。今回のラジオ放送では、田原さんの下品な言動を冷静かつ的確にかわしながら進行を止めない対応に、SNS上で以下のような声が多く寄せられました:
- 「山本アナ、しっかりしててカッコよかった」
- 「“うるさいです”って言える空気を作れるのすごい」
- 「昭和の悪習に“今”を叩きつけた瞬間だった」
■TBSラジオ側の対応は?
TBSラジオは、6月20日に公式に見解を発表し、次のような対応を取りました。
- 番組中の田原さんの発言・行動を**「不適切」**と認定
- 生放送前に「行き過ぎた発言を控えるよう」田原さんに注意していた
- 放送中にもパーソナリティが田原さんをたしなめる形で対応していた
- 田原さん側に再発防止を申し入れ、謝罪の言葉を受け取ったとのこと
企業としてはきちんと向き合い、速やかに声明を出したことが一定の評価を得ているようです。
■「悪しき昭和の遺物」という批判と今後の課題
今回の田原俊彦さんの発言を巡って、ネット上ではさまざまな意見が飛び交っていますが、中でも目立つのが次のような声です:
- 「昔なら笑って済まされたかもしれないが、今は通用しない」
- 「もう“悪しき昭和の遺物”って言われても仕方ない」
- 「女性を笑いの道具にする時代は終わった」
確かに、1980年代においてはバラエティ番組で“下ネタ”がウケていた時代背景もありましたが、現代においてそれはハラスメントとみなされる重大な問題です。
田原さん本人に「悪気はなかった」という意識があるにしても、社会の価値観が変化した今、アップデートが必要なことは明らかです。
■まとめ|「アップデートできなかったレジェンド」が残した教訓
田原俊彦さんの今回の騒動は、単なる“有名人の暴走”では片づけられません。
むしろこれは、昭和・平成・令和と芸能界の中で生きてきたベテランが、時代に適応しきれなかった姿を象徴しているようにも見えます。
芸歴45年超、数々のヒット曲と伝説を持つ田原俊彦さんですが、今こそ「発言・行動」に責任を持つべき立場であることを再認識してほしいものです。
そして、今回の件が「ラジオ番組の中の一幕」で終わらず、メディア関係者全体が「何が不適切なのか」を改めて問い直すきっかけになれば、決して無駄ではなかったと言えるかもしれません。
この記事は2025年6月現在の報道をもとに構成されています。新たな事実や公式声明が出た場合、情報を更新することがあります。誤認・中傷を避けるため、出典に基づいた内容を意識しております。
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