菰田陽生の兄弟は?親など家族構成!出身中学も調査!

2025年夏の甲子園で一躍注目を集めた山梨学院のエース、菰田陽生(こもだ はるき)選手

194cmの長身から繰り出される最速146kmの直球と、豪快な打撃で“ネクスト大谷”とも称される逸材です。

今回はそんな菰田選手の「家族」に焦点を当て、兄弟や両親との関係性、育った環境や出身中学校など、知られざる素顔を紐解いていきます。


■ 実力派兄弟の次男!兄・菰田朝陽は大学野球界で活躍中

菰田陽生選手には、3歳年上の兄・菰田朝陽(こもだ あさひ)さんがいます。

現在は上武大学の硬式野球部で外野手としてプレーしており、大学リーグでベストナインを獲得するほどの実力者です。

高校時代は千葉県の名門・拓大紅陵高校で活躍。俊足巧打の1番打者として県大会では満塁ホームランを放ち、プロからも注目される存在でした。ポジションは弟と異なる外野手で、最大の武器は「50メートル5秒65」の驚異的なスピード。守備範囲も広く、試合中に何度もチームの窮地を救ったといいます。

進学後はプロ指名漏れを経験しながらも、上武大で地道に結果を積み重ね、2年時には最多盗塁・新人賞・ベストナインと三冠級の活躍を見せています。

陽生選手が語るには、**「兄の存在がなければ今の自分はない」**とのこと。幼少期から庭での「兄弟ダービー」を通じて自然と技術を磨き、互いに刺激し合う存在だったそうです。


■ 父・英典さんと母・理恵さん:二人三脚で支えてきた家族の絆

両親もまた、菰田兄弟の成長を全力で支えてきた存在です。父親の英典(ひでのり)さんは身長180cm台の恵まれた体格を持ち、幼い頃から息子たちに野球を通じた教えを実践してきました。

とくに陽生選手に対しては5歳から本格的なトレーニングを始め、自宅の庭に照明を設置し、毎日2時間近くの個別練習を行っていたとのこと。投球フォームの確認やティーバッティングのサポートに加え、身長や球速の推移を折れ線グラフで記録するなど、徹底したサポート体制で“野球英才教育”を行っていました。

また試合があるたびに球場へ足を運び、スマホで撮影した映像を解析してアドバイスを送るという、まるでトレーナーさながらの関わり方も話題になっています。家族LINEでは、兄・朝陽さんのプレー動画に弟がコメントし、父親が分析を加えるといった“野球一家”ならではのコミュニケーションも見られるそうです。

一方、母親の理恵さんは食事面を中心にサポートを担当。1,000kcal超のお弁当や、菰田選手の好物である唐揚げを頻繁に作るなど、栄養管理に心を砕いてきました。名前の由来も「陽(ひ)・朝(あさ)」と、**“太陽のように明るく輝く存在になってほしい”**という母の願いが込められています。


■ 「陰極まって陽生ず」──家族で見つけた心の支え

陽生選手の名前には、もう一つ深い意味が込められています。

「陰極陽生(いんきょくようせい)」という四字熟語をご存知でしょうか?これは「長い闇のあとに光が生まれる」という意味で、彼の生まれた日が“冬至”だったことと関係しています。後に家族がこの言葉を知り、それ以来、陽生選手自身が人生の座右の銘として大切にしているそうです。

一度壁にぶつかっても、そこからまた光を見つけて立ち上がれる。そんな強い精神力の背景には、家族の支えと、名前に込められた意味があるのです。


■ 出身中学校と所属チーム:御宿町立御宿中学から全国大会へ

菰田選手は千葉県の御宿町立御宿中学校出身。地元では“月の砂漠”で知られる自然豊かな地域で、小学校時代から野球に打ち込みました。

中学時代は地元の硬式チーム「千葉西リトルシニア」に所属し、すでに最速140km超の直球と140m級の打撃を武器に全国大会へ出場しています。

ただ、順風満帆というわけではなく、中学3年時には右肘の剥離骨折という大きなケガを経験。リハビリ期間を乗り越えて復帰を果たした彼の姿勢は、後の甲子園での活躍にもつながる“強さ”の源となりました。


■ 山梨学院への進学と成長──1年春からベンチ入り、主力として躍動

千葉西シニアでの実績が評価され、高校は山梨県の名門「山梨学院高等学校」に進学。1年生の春からベンチ入りを果たすと、以降はエース・4番としてチームの中心的な存在に成長していきます。

2年生となった現在(2025年)、センバツや夏の甲子園でも存在感を示し、投手として最速146km、打者としては木製バットでの140m弾を披露。まさに“二刀流”としてプロのスカウトからも熱視線を浴びる存在です。

兄の朝陽さんと同様に、守備・打撃・投球すべてにバランスの取れた選手でありながら、弟の方がスケールの大きな選手として期待されています。


■ ネクスト大谷? 兄弟でのプロ入りも視野に!

現在、兄・朝陽さんは大学2年生、弟・陽生選手は高校2年生という立場。つまり、仮に今後順調に進めば、**2026年のドラフトで“兄弟同時プロ入り”**というドラマも現実味を帯びてきます。

プロ野球界には、過去にも「松井・松井兄弟」「堂上兄弟」「中田兄弟」など、兄弟での活躍例がありますが、二人とも異なるタイプの選手である点も興味深いところ。

  • 兄・朝陽:俊足・巧打型の外野手
  • 弟・陽生:長身パワー型の二刀流投手

まるで違う役割を担う兄弟が、同じフィールドに立つ日が訪れるかもしれません。今後の動向にますます目が離せませんね。


■ まとめ:家族の力が生んだ“最強の高校球児”

菰田陽生選手は、恵まれた体格や才能だけでなく、家族の温かな支えと厳しい愛情を受けて成長してきました。兄・朝陽さんの背中を追い、父の指導を受け、母の献身に支えられてきた彼の姿には、スポーツマンとしてだけでなく、一人の若者としての魅力も感じられます。

今後の甲子園、そしてプロ野球の舞台での活躍を願いながら、また家族という絆の中で育まれた物語にも、引き続き注目していきたいところです。

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