2024年8月22日に放送されたテレビ朝日の人気バラエティ番組「ザワつく！金曜日」のスペシャル回で、共演者や視聴者を驚かせる一幕がありました。番組の看板出演者である長嶋一茂さんが、収録中に突如として怒りを爆発させ、「俺は帰る！」と叫んでスタジオから姿を消すという異例の行動を取ったのです。
この出来事はSNS上でも「本気の怒り？」「演出なのでは？」「まさかの放送事故」と話題となり、様々な憶測が飛び交っています。本記事では、その一連の騒動の流れや背景を丁寧にひも解きつつ、やらせ疑惑や演出の可能性についても考察していきます。
番組概要と問題のシーンの流れ
この日の放送は、「絶対ダマされないぞ！緊急！特殊詐欺SP」と題して、近年ますます巧妙化する詐欺の手口に迫る2時間特番。特殊詐欺の実例や元詐欺犯の証言を交えながら、クイズ形式で詐欺の実態を学ぶ構成でした。
問題発生のきっかけはクイズの判定？
問題のシーンは、あるクイズのコーナーで起こりました。テーマは「ロマンス詐欺」。詐欺師が女性の気持ちをつかむためにどのような動画を送ったかという設問に対し、一茂さんは「婚約指輪を差し出すような動画」と回答。
ところが、進行役のサバンナ高橋茂雄さんはこれを「不正解」と判定。その後、石原良純さんが「指輪を買いに行く動画」と答えると、それが「正解」とされました。
これに対し、一茂さんは明らかに納得がいかない様子で「それってほとんど一緒じゃないの？」と不満を表明。表情も険しくなり、「それはおかしいでしょ！」「俺は帰る！」と激昂しながらマイクを外し、制止を振り切ってスタジオを後にしました。
突然の退席…現場は一時騒然
この予想外の行動にスタジオ内は一気に凍りつき、場の空気は重苦しいものに。進行中の高橋さんは呆然とした表情で「帰った…」と呟き、良純さんは「季節の変わり目だから仕方ない」とフォローとも冗談とも取れる発言をしていました。
観覧者もスタッフも騒然とする中、収録は一時中断。およそ数分後、一茂さんは何事もなかったかのように静かに席へと戻りました。
戻った理由を問われると、「モニターで見てたんだよ。2人（高嶋ちさ子さんと石原良純さん）がずっと黙ってて、俺を待ってるのかなって思って…なんか申し訳なくなってさ」と照れくさそうに語っていました。
その場にいた高橋さんは涙ぐみながら「帰ってきてくれてよかった…」と一茂さんを迎え入れ、スタジオはようやく和やかな空気に戻りました。
演出？ガチ怒り？世間の憶測
この一件に対し、視聴者からはさまざまな反応が寄せられました。
演出・やらせ説
・「バラエティ的な“台本演出”じゃないの？」
・「どう考えても不自然な怒り方。あえて騒ぎを起こして注目を集めようとしたのでは？」
・「スタッフと打ち合わせ済みのリアクションにしか見えない」
など、やらせ疑惑を疑う声が多数見受けられました。確かに一茂さんは“暴走キャラ”として知られており、過去にも突飛な行動で話題を呼んだことがあります。
しかし、今回はマイクを外して本当にスタジオから出て行く様子が映っており、戻った際の一茂さんの表情もどこか真剣で、演技とは思えない部分も。
本気の怒り説
一方で、
・「一茂さん、本当に納得できなかったんだろうな」
・「理不尽な判定に真剣に向き合う姿勢、逆に好感持てた」
・「彼の正直な性格が出ただけでは？」
という声も多く見られました。
確かに、クイズの正解判定に対しての違和感は視聴者にも共有されており、「指輪を“渡す”動画も“買いに行く”動画も、どちらも詐欺師のテクニックとして似たようなもの」との指摘も。感情が高ぶったのも無理はない、という見方もあります。
長嶋一茂のキャラクターとこれまでの言動
長嶋一茂さんといえば、忖度しない発言や奔放な言動で“天然キャラ”とも言われる存在です。思ったことをそのまま口にするスタイルは、賛否を呼びながらも一定の支持を集めてきました。
かつて別番組でも、進行に不満を漏らして険悪な空気を作ってしまったことがありましたが、その都度、視聴者は「それも一茂さんらしさ」と受け入れてきた経緯があります。
今回の一件も、感情表現が豊かな一茂さんらしい出来事だったと言えるかもしれません。
番組制作側の意図は？
現時点では、番組制作サイドから公式なコメントは出されていませんが、本当に予期せぬアクシデントであれば、放送をそのままオンエアすることは難しいとも考えられます。
しかし、編集せずに放送されたということは、ある程度「番組のアクセント」として演出の一環として受け入れられた可能性も高いと見られています。視聴者の関心を惹き、SNSでの拡散を狙う手法は、今やバラエティの常套手段です。
まとめ：真相は本人のみぞ知るが…
「ザワつく！金曜日」の長嶋一茂さん突然の退席騒動は、視聴者に強烈なインパクトを残しました。やらせなのか本気なのか、その境界線は曖昧ですが、彼のキャラクター性を理解していれば“あり得る”出来事でもあります。
視聴者としては、番組の雰囲気を壊すことなく、むしろ話題を提供してくれたとも言えるでしょう。
今後も一茂さんの自由奔放な言動に、注目が集まることは間違いありません。
今後の注目ポイント
- 長嶋一茂さんがこの件について自身のコメントを発表するのか？
- 番組側が公式に「やらせではない」と発信するのか？
- この一件が原因で、今後の出演スタンスに変化があるのか？
何が真実かは明かされていませんが、だからこそ視聴者の想像力を掻き立てる…それもまた、テレビというメディアの醍醐味かもしれません。
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