人気ドラマ『VIVANT』(主演:堺雅人)の続編が制作されている中で、思いもよらぬ痛ましい出来事が発生しました。舞台となったのは中央アジアの国・アゼルバイジャン。同地で行われていた撮影準備の最中に、物資輸送用のトラックが転落する事故が発生し、52歳の現地ドライバーが命を落とすという衝撃的な展開となりました。
この記事では、事故の詳細や運転手の情報、TBSの公式見解、そして今後の放送スケジュールへの影響などについて、深く掘り下げていきます。
■ 事故発生の概要|衛生設備を積んだトラックが転落
TBSの発表によると、事故が起きたのは2025年8月27日。撮影地であるアゼルバイジャンの山岳地域を走行していた衛生設備を積んだトラックが、山間部の道路から転落しました。
このトラックは、現地の制作会社を通して手配されたもので、ドラマ撮影に必要な設備(おそらくポータブルトイレや給排水機器など)を現場に運搬していた最中だったようです。
この事故により、運転していた52歳の男性が死亡。また、同乗していた48歳の男性も腕を骨折し、約1週間の入院を要する重傷を負いました。
■ 運転していたのは誰?名前・国籍などは非公開
現時点(2025年8月末)では、トラックの運転手に関する詳細な情報——氏名や国籍、経歴などは明らかにされていません。
ただしTBSの発表では、現地の制作会社が手配したトラックであったとされており、運転手もアゼルバイジャン国内の業者に所属していた可能性が高いと見られています。
事故の責任や再発防止策について、TBS側は現地制作チームと連携し、
- 道路状況の再確認
- 天候の監視体制の強化
- ドライバーの健康チェック体制
などを強化していくとしています。
■ TBSのコメント全文と対応方針
TBSは29日、報道機関向けに以下のようなコメントを発表しています。
「この度の事故により亡くなられた方のご遺族にお悔やみを申し上げますとともに、負傷された方の一日も早いご回復をお祈りいたします。事故のあった現場は、事前にロケハンを実施し、安全を確認していた場所でした。今後は、現地制作会社と協力し、再発防止策を徹底してまいります」
TBS側としては、事故の発生を重く受け止めており、今後の撮影にあたっては**「安全確認の再徹底」を行う姿勢**を明言しています。
■ 今後の撮影スケジュールや放送に影響は?
最大の関心は、「この事故がVIVANTの続編にどれほど影響を及ぼすのか?」という点です。
現段階では、以下のような状況が想定されます:
◆ 撮影開始は事故当日だった
TBSの発表によると、事故が発生した8月27日がちょうど撮影開始日だったとのこと。つまり、実質的に撮影初日に事故が起こってしまったという非常に不運なタイミングでした。
◆ 放送中止の予定はなし
現在のところ、放送を中止するという情報は出ていません。 TBSとしても、作品制作そのものは継続する方向で調整を進めているようです。
ただし、安全確認作業に時間がかかる可能性があり、放送時期の見直しやロケ地変更などの措置が取られる可能性はあります。
■ 撮影地アゼルバイジャンの選定理由は?
『VIVANT』シリーズは、前作から「中央アジア的な舞台設定」が話題を呼びました。言語や建築、文化が入り混じった土地で、異国情緒あふれるスパイサスペンスが繰り広げられる点が大きな魅力でもあります。
アゼルバイジャンはコーカサス地方に位置し、雄大な山岳地帯や旧ソ連時代の雰囲気が色濃く残る国です。撮影候補地としては非常に魅力的だった一方で、山道の安全性やインフラ面での不安もあったと推察されます。
■ 前作『VIVANT』の成功と続編への期待
『VIVANT』は2023年に放送され、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、二宮和也ら豪華キャストの共演と、予測不能なストーリー展開で大ヒットを記録しました。
特に堺雅人演じる“別班”の工作員・乃木が、テロ組織「テント」に迫る姿がスリリングに描かれ、続編への声も高まっていたところでの制作決定だったため、今回の事故に対するファンのショックも大きいようです。
■ 世間の声:「安全第一」「それでも楽しみにしている」
SNSやネット掲示板などでは、次のような声が多く見られます。
- 「何より亡くなった方が気の毒…放送どころではない」
- 「こんな悲劇的な始まりで作品を見る気持ちが変わってしまう」
- 「スタッフや出演者もショックを受けているはず」
- 「でも前作の完成度が高かっただけに、続編も見たい」
制作側も視聴者も、“命をかけて作られる作品”の重みを感じ取っている状況と言えるでしょう。
■ 今後の焦点:安全対策と制作スケジュール
今後の注目ポイントは以下の通りです:
- 撮影再開時期はいつになるのか?
- 放送開始日は変更されるのか?
- 他のロケ地での代替撮影が検討されているのか?
- キャスト・スタッフへのメンタルケア対応
TBSとしては、続編制作を完全に止める選択肢は考えていないようですが、社会的責任と視聴者への説明責任を果たす姿勢が問われています。
■ まとめ:ファンの願いは「無理せず、でも最高の続編を」
『VIVANT』続編の制作は、華やかなスクリーンの裏側に潜む「現場の過酷さと責任」を浮き彫りにする結果となりました。亡くなられた方の冥福を祈るとともに、現場スタッフの安全と制作陣の冷静な判断を願う声が広がっています。
今後の続報が待たれる中、ドラマの完成度と安全の両立が、制作サイドに求められる最重要課題となるでしょう。
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