陸上競技界で注目を集めるアスリート・村竹ラシッドさん。特に110mハードルでの快進撃は目覚ましく、2024年のパリオリンピック代表に選出されたことで、全国的にも知名度が急上昇しています。
そんな彼について、「ハーフなの?」「ご両親はどんな人?」「兄弟はいるの?」といった家族構成や出身校、学歴について知りたい方も多いのではないでしょうか。
今回は、村竹ラシッド選手の家族の背景や学歴、陸上を始めたきっかけなどを含めて、詳細にまとめてご紹介します。
村竹ラシッドの基本プロフィール
まずは村竹選手のプロフィールを簡単にご紹介します。
- 名前:村竹ラシッド(むらたけ・らしっど)
- 生年月日:2002年2月6日(2025年現在 23歳)
- 出身地:千葉県松戸市
- 身長/体重:179cm/76kg
- 趣味:ドライブ、読書
- 好きな食べ物:プリン
- 所属:JAL(企業名は公式情報より)
幼少期はサッカーや水泳など、複数のスポーツを経験していた村竹さん。陸上競技を始めたのは小学5年生のときで、担任の先生の勧めがきっかけだったそうです。
両親はどんな人?国際色豊かな家庭環境
父親は西アフリカ・トーゴ出身の元アスリート
村竹選手のお父さんは、トーゴ共和国出身の方です。実は、お父さんもかつて陸上競技に取り組んでいた経験があり、特に跳躍種目に力を入れていたようです。
つまり、村竹選手の優れた身体能力は、父親から受け継いだ運動センスの賜物とも言えるでしょう。
トーゴ共和国はガーナの隣に位置する西アフリカの小国で、カカオやコーヒーの生産でも知られています。
母親は日本人|苗字「村竹」の由来は?
一方で、お母さんは日本人です。「村竹」という名字が示す通り、日本の家庭で育ったことが伺えます。ただし、母方の詳細な素性や職業などは明かされていません。
「村竹」という苗字は全国的にも珍しく、特に中国地方(広島・島根周辺)に多く見られる姓だそうです。おそらく母方のルーツはそのあたりの地域かもしれません。
兄弟や家族構成は?
2024年時点では、兄弟に関する情報は公表されていません。SNSやインタビューなどでも、兄や姉、弟といった家族についての言及は見当たりませんでした。
そのため、一人っ子である可能性もありますが、正確なことは不明です。
高校・大学など学歴まとめ
中学校:松戸市立第一中学校
村竹さんの出身中学校は、千葉県松戸市立第一中学校。この学校は、宇宙飛行士・山崎直子さんの母校としても知られており、教育熱心な地域であることがうかがえます。
中学時代から既に運動神経の良さが光っていたとのことです。
高校:八千代松陰高校
高校は、八千代松陰高等学校に進学。スポーツの名門校として知られ、特に陸上やサッカーの強豪として有名です。
ここで本格的に110mハードルに取り組み、全国大会でも輝かしい成績を残しています。高校総体では14秒04という好タイムを記録し、全国優勝も果たしています。
大学:順天堂大学スポーツ健康科学部
大学は、陸上界で数多くのトップ選手を輩出してきた順天堂大学へ進学。スポーツ健康科学部に所属し、専門的な知識と技術を学びながら競技力を磨いてきました。
大学では日本インカレで3連覇を達成するなど、その才能はますます開花。2023年には日本記録タイとなる13秒04をマークし、大きな話題となりました。
ケガによる苦難と成長
2023年4月、村竹選手は左ハムストリングスの肉離れという大きなケガを負います。一時的に競技から離れることになったものの、その期間を前向きに捉え、「フォームの見直しや基本動作の確認に集中できた」と振り返っています。
この経験がその後の飛躍につながったと考えられ、まさに「ピンチをチャンスに変えた」好例と言えるでしょう。
日本記録更新とオリンピック代表選出
2024年6月の日本選手権で13秒07を記録して優勝し、パリオリンピック日本代表の座を手にした村竹選手。オリンピックの決勝にも進出し、日本人初の快挙を成し遂げました。
今後のさらなる活躍が期待されています。
国際的な感性と強靭なメンタルの源
村竹選手の強さの根底には、異なる文化に触れて育った環境が影響していると考えられます。トーゴと日本という異文化の中で形成された柔軟な価値観や、逆境に耐える精神力は、アスリートとして大きな武器となっています。
また、お父さんからの的確なアドバイスや、母親の支えも彼の成長を後押ししてきたことでしょう。
まとめ|村竹ラシッドは“多様性の象徴”となる存在
村竹ラシッド選手の歩んできた道を振り返ると、その背景には「家族の支えと文化の多様性」があります。
父親譲りの運動神経、日本人の母のサポート、そして自らの努力が融合し、今の彼を形作っています。
今後も日本陸上界のトップランナーとして、さらなる高みを目指していくであろう村竹選手。彼の存在は、スポーツだけでなく社会においても「多様性の大切さ」を示す貴重なロールモデルとなることでしょう。
これからの活躍にも、引き続き注目していきたいですね。
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