“ストップ!!ひばりくん!”や“すすめ!!パイレーツ”など、1980年代のジャンプ黄金期を支えた人気漫画家・江口寿史さん。近年はイラストレーターとしても幅広く活動し、その洗練されたセンスは若い世代からも支持を集めています。
そんな江口さんは、私生活ではどんな家庭を築いてきたのでしょうか?
今回は、彼の結婚歴や妻(元妻・現妻)、子どもに関する情報を中心に、Wiki風プロフィールや学歴、経歴も交えて、江口寿史という人物像を深掘りしてみました。
■ 江口寿史のプロフィール
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | 江口 寿史(えぐち ひさし) |
生年月日 | 1956年3月29日 |
年齢 | 69歳(2025年現在) |
出身地 | 熊本県水俣市 |
職業 | 漫画家・イラストレーター |
活動歴 | 1977年〜現在 |
■ 学歴|熊本から関東へ、漫画家の原点
江口寿史さんは熊本県水俣市の出身で、幼少期は熊本で過ごしました。
高校時代まで地元で学び、漫画や音楽などサブカルチャーに強い関心を持っていたようです。卒業後は上京し、多摩美術大学のグラフィックデザイン科に入学。しかし、在学中に漫画家としての道を歩み始めたため、大学は中退しています。
▼ 美術系のバックグラウンドが作風に影響?
美大出身(未卒ながら)の経歴を持つ漫画家は意外と多くありませんが、江口さんのイラストの構図や色彩感覚、ポップアート的なセンスには、グラフィックの素養が色濃く表れていると言えるでしょう。
■ 漫画家デビューと代表作
江口さんのデビューは1977年。
『週刊少年ジャンプ』に掲載された「恐るべき子供たち」でプロとしての一歩を踏み出します。
その後の代表作には、
- 『すすめ!!パイレーツ』
- 『ストップ!!ひばりくん!』
- 『エイジ』
- 『爆発ディスコ太郎』
など、80年代を中心に個性的なギャグ漫画や青春ストーリーを展開。
ギャグ漫画家としての評価が高い一方で、“締め切りを守らない”伝説も有名で、未完の作品が多いことでも知られています。
とはいえ、その独自性と時代を先取りした作風は、後の漫画家やイラストレーターに多大な影響を与えたことは間違いありません。
■ 結婚歴と家族構成|元妻はあのアイドル
江口寿史さんのプライベートで、最も有名なのは、元妻が歌手でタレントの水谷麻里さんであったことです。
● 元妻:水谷麻里さんとの関係
水谷麻里さんは1980年代に活動していた元アイドル。
江口さんとは年の差婚だったことでも注目されました。1990年代前半に結婚し、二人の間には子どもも誕生しています。
しかし、その後に離婚。時期は公には明かされていませんが、数年後には別々の道を歩むことになりました。
なお、水谷麻里さん自身はメディア出演を控えており、離婚後の活動はほとんど表に出ていません。
● 子どもはいるのか?
江口さんと水谷麻里さんの間に生まれた子どもについて、性別や人数、現在の活動などは非公開です。
一部のネット上では「娘が芸能界に関係しているのでは」といった噂もありますが、確証となる情報は出ていません。
江口さん自身もインタビューなどで子どもに関する話題を避けており、プライベートと仕事を明確に分けている印象があります。
■ 現在の妻(再婚相手)は誰?
江口寿史さんが再婚していることは明らかになっていますが、お相手の名前や職業など、詳細は一切公表されていません。
SNSやインタビュー記事でも、再婚相手についての言及は控えめで、一般女性である可能性が高いと見られています。
ただ、再婚後も創作活動は精力的に続けており、私生活が安定したことが現在のアート活動に良い影響を与えている可能性は高いでしょう。
■ イラストレーターとしての再ブレイク
1990年代後半から2000年代にかけて、江口さんは漫画よりもイラスト制作に注力するようになります。
特に、「セーラー服の女子高生」をモチーフにしたファッション性の高いポップアート風イラストが話題となり、広告やアパレル、CDジャケットなどで作品を目にする機会が増加しました。
代表的なイラストワークには、
- 雑誌「SPA!」「BRUTUS」「CUT」などの表紙
- ミュージシャンのアルバムジャケット(スチャダラパー など)
- UNIQLOやBEAMSとのコラボグッズ
などがあり、**サブカルチャーとストリート感を融合した“江口スタイル”**が若者世代にも再評価されています。
■ まとめ|江口寿史は“未完”でも伝説級の表現者
江口寿史さんのこれまでの歩みは、“完成しない名作”“締め切りに遅れ続ける男”など、ユニークなエピソードとともに語られることが多いです。
けれども、その背後には、
- 世代を越えて評価されるビジュアルセンス
- ポップカルチャーの先端を走り続けた感性
- 私生活を守りながらも自分らしい作品を追求する姿勢
といった、一貫した創作者としての姿があります。
結婚や家族についてはあまり語られていませんが、それも彼なりの「公私を分けたプロ意識」の表れなのかもしれませんね。
今後もイラストレーター、表現者として、彼がどのような“未完の美”を描き続けていくのか注目していきたい人物です。
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