透き通るような声と独自の感性で聴く人の心を掴む女性シンガー、HONEBONE(ホネボーン)のヴォーカル・エミリ(EMILY)。
テレビ番組『THEカラオケ★バトル』でその歌唱力が注目され、さらには映画主演も果たした実力派アーティストです。
この記事では、彼女の経歴・学歴・家族構成・結婚相手・夫とのエピソードまでを網羅的にご紹介します。
■ エミリ(EMILY)のプロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
本名 | 吉澤 江未理(よしざわ えみり) |
生年月日 | 1990年9月18日 |
年齢 | 33歳(2024年現在) |
出身地 | 東京都杉並区高円寺 |
身長 | 167cm |
血液型 | A型 |
職業 | ミュージシャン(HONEBONEヴォーカル・作詞・作曲) |
趣味 | ホラー映画鑑賞 |
所属 | フリー(インディーズ活動中心) |
生まれも育ちも“音楽の街”高円寺。自由な空気と人情味あふれる環境が、彼女の表現力を育んだといわれています。
■ 幼少期から学生時代 ― スポーツ少女だったエミリ
意外にも、エミリさんは学生時代から音楽畑にいたわけではありません。
小中学生の頃はサッカー少女で、なんと東京都選抜に選ばれたほどの実力。大会では最優秀選手にも選出され、地元でも知られた存在でした。
スポーツで培った集中力と精神力が、後の音楽活動にも活かされることになります。
また、家族の影響で幼い頃から洋楽にも親しみ、ジャンルを問わず音楽を吸収していたようです。
■ 高校・大学時代の学歴
中学についての詳細は明らかになっていませんが、杉並区高円寺出身であることから、地域内の公立中学に通っていたとみられます。
高校は**明星学園高校(東京都三鷹市)**に進学。
明星学園は芸能人の出身者も多く、自由な校風で知られる学校です。実際、学校の同窓会公式ページでも彼女の名前が紹介されています。
大学は武蔵野大学を卒業。
同大学は声優・花澤香菜さんや俳優・渡辺裕太さんなど、多方面で活躍する人材を輩出しています。
音楽理論や文学的感性を学ぶ中で、エミリさん自身の作詞スタイルも形成されていきました。
■ フリーター時代から音楽活動の道へ
大学卒業後、彼女はすぐにミュージシャンになったわけではありません。
当時はアルバイトをしながら生計を立てるフリーター生活を送っていました。清掃業の仕事をしていた時期もあり、どこか現実と夢の狭間で揺れる日々だったといいます。
そんなある日、運命の出会いが訪れます。
後にHONEBONEでギターを務める**KAWAGUCHI(カワグチ)**氏が、彼女を自らのバンドに誘ったのです。
彼女の独特な声質と表現力に惚れ込み、「この声を生かしたい」と口説いたのだとか。
■ HONEBONE結成 ― 独自の音楽を貫く二人
最初に組んだバンドはメンバーの就職などで解散。
しかし、2014年、KAWAGUCHIさんとエミリさんの二人で**「HONEBONE(ホネボーン)」**を結成します。
その名の由来は驚くほどシンプル。
深夜、道端に落ちていた**チキンの骨(bone)**を見たKAWAGUCHIさんのひと言から生まれたそうです。
“骨のように飾らず、ありのままの音楽を”という思いが込められています。
■ メジャー並みの注目度を誇るインディーズデュオ
2015年に発売されたアルバム『SKELETON』がタワーレコードで大きな話題となり、音楽ファンの間で一気に存在が広まりました。
その後、『THE カラオケ★バトル』や『家、ついて行ってイイですか?』など、地上波番組にも出演。
「高円寺発の無所属デュオ」として異例の人気を誇るようになります。
さらに、彼女の表現力は音楽にとどまりません。
2021年には品川ヒロシ監督の映画**『リスタート』**で主演に抜擢。
同作品ではHONEBONEが主題歌も担当し、アーティストとしての表現領域を大きく広げました。
■ 巨人・丸佳浩選手との意外な縁
2021年、プロ野球・読売ジャイアンツの丸佳浩選手がHONEBONEの楽曲「チェイス」を登場曲として使用。
これがきっかけで両者の交流が始まり、2022年には「夜をこえて」という楽曲を提供することになりました。
アーティストとしての信頼がプロスポーツ界にまで届いた瞬間でした。
■ ワンマンライブと新たな挑戦
2023年11月、HONEBONEは過去最大規模となる恵比寿LIQUIDROOMでのワンマンライブを開催。
チケットは即完売となり、エミリさんの歌声とKAWAGUCHIさんのギターが織りなす“素の音楽”が、多くの観客の心を震わせました。
インディーズながらも全国ツアーや配信ライブを精力的に行い、独立志向の若いアーティストたちにも影響を与え続けています。
■ エミリの家族構成 ― 国際的ルーツと温かな家庭
エミリさんの家庭は日本人の父とアメリカ人の母を持つ4人家族。
兄が一人おり、家庭はとても仲が良いそうです。
ハーフである彼女の透明感のあるルックスや英語発音の美しさは、このバックグラウンドによるものです。
音楽的にも洋楽と邦楽の両文化に親しんできたことで、彼女の作品には独特の“グローバル感”が漂います。
■ 結婚と夫(旦那)との関係
2022年7月、エミリさんは自身のInstagramで結婚を発表。
「これからも音楽と人生を大切にしていきます」というコメントとともに、幸せな笑顔を見せました。
お相手は「同じ業界にいる方」とのことですが、音楽関係者ではないと語っています。
一部報道では、彼女のアルバム『祝祭』のミュージックビデオ制作に関わっていた人物だとされています。
HONEBONEの配信番組で「旦那さんは煮物を作って待っていてくれる」と話しており、穏やかで家庭的な夫婦関係がうかがえます。
音楽活動に理解のあるパートナーと共に、エミリさんは今も自然体で音楽と人生を歩んでいます。
■ 子どもはいる?
2025年現在、エミリさんに子どもがいるという情報は公表されていません。
SNSでも家族写真などは控えており、私生活はあくまで非公開を貫いています。
しかし、「いつか自分の子にも音楽を通じて何かを伝えたい」という発言から、家庭と音楽の両立を視野に入れている様子もうかがえます。
■ アーティストとしての魅力と信念
エミリさんの魅力は、完璧ではない“人間らしさ”を音楽で表現できること。
挫折や迷いをそのまま詩に乗せ、リスナーに寄り添うスタイルは多くの共感を呼んでいます。
HONEBONEの音楽は派手さこそありませんが、どこか懐かしく、温かく、心を包み込むような優しさがあるのです。
「音楽は、うまく生きられない人の味方でいたい」
― EMILY(HONEBONE)
■ まとめ:HONEBONEエミリ、人生も音楽も“等身大”
高円寺生まれのハーフシンガー、エミリ。
サッカー少女からミュージシャンへ、そして俳優へと幅を広げた彼女の歩みは、まさに“努力と挑戦”の連続でした。
結婚を経ても、彼女の芯の強さと自然体の魅力は変わりません。
これからもHONEBONEとして、そしてEMILY個人として――
「飾らない心の歌」を届け続けてくれるに違いありません。
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