日本の政界で保守派の論客として知られる吉良州司(きら しゅうじ)氏は、その幅広い経歴とユニークな人生経験で注目を集めています。この記事では、吉良氏の学歴・経歴から家族構成、さらに趣味や人物像までを多角的に掘り下げていきます。
吉良州司の基本プロフィール
- 氏名:吉良 州司(きら しゅうじ)
- 生年月日:1958年3月16日(現在67歳)
- 出身地:大分県玖珠町
- 身長・体重:176cm・61kg
- 血液型:B型
- 現職:衆議院議員(大分1区・無所属)
- 当選回数:7回(小選挙区6回、比例区1回)
学歴:東大卒のエリート政治家
吉良氏は、大分県立大分舞鶴高校を卒業後、東京大学文科一類に進学。同大学法学部第3類(政治コース)を1980年に卒業しています。
在学中は登山に情熱を注ぎ、「東大法学部山の会」ではリーダーを務めるほど。冬山やロッククライミングなどの経験から「命を預かる責任感」を強く意識するようになったとのことです。
経歴:商社マンから政治家へ
大学卒業後、吉良氏は大手総合商社「日商岩井(現・双日)」に入社。人事部を皮切りに、ブラジル留学やニューヨーク駐在を含め、中南米やアジアなど46か国を舞台にインフラ・電力・医療機器などの国際案件に従事しました。
特筆すべきは、民間発電事業や三国間貿易の分野で実績を重ねていた点で、その移動距離は地球80周分にも及んだといいます。2002年には20年以上の商社人生に区切りをつけ、政界へと転身しました。
政界での歩み
吉良氏は2003年、大分県知事選に出馬したのを皮切りに、同年の衆議院選挙で初当選。以降、民主党、民進党、希望の党、国民民主党などに所属しながら政界での地盤を築いてきました。
これまでに外務副大臣や外務政務官などを歴任。北朝鮮拉致問題の特別委員長など安全保障に深く関わっており、「将来世代への人的投資」を政治信条に掲げています。
思想と主張
吉良氏は自他共に認める保守派であり、憲法改正・集団的自衛権の行使容認・核武装の議論などに前向きな立場を取っています。一方で、中長期的な原発依存の低減にも賛成するなど、バランスの取れた視点も持ち合わせています。
家族構成:妻と3人の娘
吉良氏の家庭は5人家族で、妻(嫁)と3人の娘さんがいます。家庭では子煩悩な一面を見せ、将棋や五目並べを通じて娘たちとのコミュニケーションを大切にしていたとのこと。
奥様とは一緒に山登りに行くなど、仲睦まじい夫婦関係を築いているようです。最近の目標は「北アルプスの山々を妻に見せること」だとか。
人物像:冒険と探究心の塊
吉良氏の魅力は、政治家や商社マンという枠に収まらない多彩な好奇心と行動力にあります。
- スポーツ万能で、球技や縄跳び、登山などを得意とする
- ブラジル留学中に2万キロもの冒険旅行をバスで決行
- 世界の民族や地理、宇宙にまで関心を広げる知的探究心
- DIY(大工仕事)や歴史小説、将棋まで幅広い趣味を持つ
また、家族の影響も大きく、警察官だった父から受けた厳しい教育や、苦労しながら3兄弟を育て上げた母の存在が、吉良氏の人格形成に深く関与しているといえるでしょう。
まとめ:吉良州司は「政治と冒険を愛する男」
吉良州司氏は、東大卒の知性と、冒険家のような行動力、そして家族思いの優しさを併せ持つ政治家です。その一挙手一投足には、単なる政策論以上の「人間としての深み」が感じられます。
今後の政界において、彼がどのような役割を担っていくのか、引き続き注目していきたい人物です。
コメント