【特定間近?】カラオケでわいせつ行為の報道記者たちとは?|日本テレビ・NHKの対応と現場の実態
2025年7月、東京都内で開かれた記者の送別会を発端とする騒動が、記者クラブ全体を揺るがしています。
報じられたのは、日本テレビ所属の男性記者と女性記者がカラオケボックス内で不適切な行為を行い、それをNHKの記者が動画で撮影していたという衝撃の内容です。
この一件は、ニュースを発信する側の記者たちによる、コンプライアンス意識の欠如を露呈した不祥事として、関係各所に波紋を広げています。本記事では、事件の経緯、各社の対応、さらには「重大な規範違反」とされるその行為の実態に迫ります。
■ 問題発生の舞台:記者クラブの送別会
騒動の発端は、警視庁記者クラブの関係者による非公式な送別会でした。
参加者には、日本テレビやNHKの記者、大手新聞社の社会部記者などが含まれており、一次会ののちにカラオケボックスでの二次会へ移動。ここで事態は思わぬ方向へと進展します。
参加者の証言によると、日テレ所属の男性記者が下半身を露出し、その場の雰囲気に流されるかたちで、同じく日テレの女性記者とわいせつな行為に及んだとされます。そして、この行為をNHKの男性記者がスマートフォンで動画撮影していたというのです。
■ 撮影された“動画”は流出?参加者以外の目にも
問題をさらに複雑化させているのが、撮影されたとされる動画の存在と、その拡散疑惑です。
NHK記者が撮影したとされる映像が、なぜか本来の出席者以外にも閲覧されたとの情報があり、意図的か過失かは不明ながら、流出した可能性が高まっています。
女性記者は後日、「泥酔しており、記憶が一切ない」と周囲に語っており、撮影されていたこと自体にも強いショックを受けているといいます。
■ 各メディアの対応:日テレとNHKのコメント
● 日本テレビの回答
報道局からは、「業務外の酒席で記者が泥酔し、下着姿で寝ていた」としつつ、「本人がわいせつ行為や撮影に積極的に関与した事実は確認していない」と発表。
ただし、「記者として自覚を欠いた行動であり、厳重に注意を行った」として、内部処分を行った旨を説明しています。
● NHKのコメント
NHK側は、「私的な会合での出来事であるため詳細回答は控える」と前置きしつつも、撮影したとされる動画は削除済みであり、流出は否定。
また、「不適切な言動はなかった」と結論づけ、当該記者には「公共メディアとしての自覚を促すよう厳しく指導した」と説明しました。
■ 法的問題は?「撮影罪」に該当する可能性
2023年に新設された「撮影罪」は、同意のない性的部位の撮影や、撮影データの保存・流布を処罰の対象としています。
今回のように被写体が酩酊状態にあった場合、本人が同意していないと判断される可能性があり、撮影罪の構成要件を満たすおそれもあると専門家は指摘しています。
また、撮影行為そのものが職務上での機密保護義務や名誉毀損にも関わるため、倫理的・法的に複数の問題をはらんでいる点は否定できません。
■ ネット上では「記者の実名特定?」の動きも
SNSでは事件の内容に対して強い反応があり、一部のネットユーザーが当該記者の実名や写真を特定しようとする動きも見られます。
しかし、現時点で当事者の記者名や所属部署、顔写真などの公的情報は一切報じられていないため、確定的な特定には至っていません。
誤情報や無関係な人物への名誉毀損が懸念される状況であり、今後もメディア側がどこまで情報を公開するかが問われそうです。
■ まとめ:報道の信頼が揺らぐ中で必要な「説明責任」
- 日テレとNHKの記者が関与した不適切行為が記者クラブ内で発生
- 動画の存在とその流出がさらなる問題に発展
- 各社とも処分や指導を行ったが、情報は非公開が中心
- 記者としての倫理観・公私の区別の甘さが批判の的に
報道の最前線で活躍する記者たちが、このような事案を引き起こすことは、報道機関全体の信頼性に大きな影を落とすものです。
企業や芸能人のコンプライアンス違反を厳しく報じる立場であるからこそ、報道に携わる者自身の行動には、より一層の説明責任と倫理観が求められています。

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