2025年4月8日、パチンコ系YouTuberとして活動していた古川若菜(ふるかわ・わかな)容疑者が著作権法違反の疑いで逮捕されるという衝撃的なニュースが飛び込んできました。
ネット上では「わんわん」とのハンドルネームで知られていた彼女のYouTubeチャンネルやSNS活動が注目を集めています。
本記事では、古川若菜容疑者の顔画像・活動していたYouTubeチャンネル名・FacebookやInstagramなどのSNS情報に加え、今回の事件の背景についても深掘りしてお届けします。
事件の概要|著作権を侵害する“オンラインカジノ”パチンコ動画とは?
報道によると、古川容疑者は岡山市北区在住の29歳女性で、YouTube上でパチンコ実機を使ったプレイ動画を投稿していた人物。
ところがその実態は、海外のオンラインカジノサイト「K8」を通じて、国内パチンコメーカー2社のコンテンツを無断使用していたというものでした。
2023年8月から9月にかけて、複数の著作権侵害動画を投稿したとされ、その内容はまさに「メーカーの許可なく実機映像を用いたプレイ動画」。
しかも、視聴者にあたかも利益が出るように見せる演出があり、宣伝報酬を得ていた可能性もあると報道されています。
「ただのプレイ動画でここまで問題になるの?」と思う方もいるかもしれませんが、オンラインカジノというグレーな領域に加え、国内メーカーの著作物を商用目的で使用していたことで、今回のような「別件的著作権法違反」に発展したと考えられています。
古川若菜(わんわん)容疑者のプロフィールまとめ
- 名前:古川 若菜(ふるかわ わかな)
- 通称:わんわん
- 年齢:29歳(2025年現在)
- 住所:岡山県岡山市北区平田
- 職業:会社役員
- 容疑:著作権法違反(公衆送信権の侵害)
古川容疑者は単なる“配信者”ではなく、オンラインカジノや動画広告を含む法人格の代表者としても活動していたと見られています。
YouTubeチャンネルの運営にあたっては、編集や投稿を担うスタッフ(共犯として逮捕された成田拓真容疑者・川原崎祐希容疑者)とともにチームで動いていた模様です。
YOUTUBEチャンネル名は?現在は動画削除済み
古川若菜容疑者は「わんわん」という名義でオンラインカジノ紹介系のYouTubeチャンネルを運営していました。
タイトルには「スロット」や「パチンコ」「K8」などのキーワードが頻出し、一部界隈では認知度の高い存在だったようです。
現在もチャンネル自体は削除されておらず、確認することができます。ただ、過去に投稿されていた動画は全て削除されているようです。
チャンネル登録者数 1.7万人いたことから、小規模ながら人気のあるチャンネルだったことがわかります。
本チャンネルの他にサブチャンネルも運営していたようで、そちらのチャンネルの動画はまだ確認することができました。
顔画像は公開されている?どんな人物?
報道では、逮捕時に報道陣が撮影した写真が一部メディアで公開されています。
ただし、顔の一部はモザイク処理されているため、明確な顔立ちまでは確認できません。
SNS上の過去の投稿や動画から、「派手めでギャルっぽい雰囲気」「愛嬌のある明るいキャラ」だったとの声が多数あり、実際の配信でもテンション高めのトークが売りだったようです。
まさに「ネット時代のインフルエンサー型YouTuber」と言えるでしょう。
Facebook・InstagramなどSNSのアカウントは?
SNSを調査した結果、「古川若菜」「わんわん」といった名前でのFacebookやInstagramのアカウントはいくつか存在していますが、事件との関連性が明確なアカウントは確認されていません。
ただ、過去にYouTube動画の宣伝やコラボ情報をInstagramで発信していたという証言もあり、「サブ垢」「匿名アカウント」で運用していた可能性は高いと考えられます。
また、関係者によると、動画削除とほぼ同時期にSNSの一部も非公開・削除された形跡があるとのことで、事件を見越して証拠隠滅を図った可能性も否定できません。
今後の見通し|YouTuberの“法的リスク”が可視化された事件
今回の古川若菜容疑者の逮捕は、YouTuberとして活動しているクリエイターにとって、ひとつの警鐘となりました。
特に「パチンコ」「ゲーム実況」「オンラインカジノ」といったジャンルでは、著作権だけでなく賭博法や景品表示法にも抵触するリスクがあります。
視聴者を惹きつけるコンテンツづくりは重要ですが、その裏にある法的なボーダーラインをしっかり認識しておくことが不可欠です。
まとめ|「わんわん」は可愛い名前でも、やっていたことは重罪級
名前の響きは可愛らしく、親しみやすさすら感じさせる「わんわん」ですが、その裏では企業の知的財産を侵害し、金銭を得るビジネスモデルが展開されていた可能性が高いことが今回の報道で明らかになりました。
YouTubeは“自由な表現の場”であると同時に、“責任ある発信の場”でもあります。今後の捜査の行方にも注目しつつ、クリエイターや視聴者としてモラルとルールを改めて見つめ直すきっかけにしていくことが大切です。
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