2025年5月4日、プレミアリーグ第35節・ブライトン対ニューカッスルの試合において、日本代表MF・三笘薫が突然の“ベンチ外”となったことが大きな話題を呼んでいます。しかも、プレミア日本人初の「2桁得点」に王手をかけていた矢先というタイミングだけに、ファンの間には不安と疑問が広がっています。
この記事では、なぜ三笘がこの大一番で欠場したのか、その理由や背景、腰の状態を中心に、最新の情報とともに分析していきます。
三笘薫が突如“ベンチ外”に…現地も驚きの声
ブライトンがホームでニューカッスルと対戦したこの試合、スタメン発表の段階からSNS上では「三笘がいない!?」「ベンチにも名前がない!」とファンの間で動揺が走りました。直近2試合では途中出場ながら2戦連続ゴールと結果を出しており、絶好調と思われていた中での欠場。
プレミアリーグで活躍する日本人選手の中でも、9ゴールという記録は圧巻であり、あと1点で大台の“二桁”に届くという期待もあっただけに、落胆の声が相次ぎました。
欠場の理由は「腰痛再発」の可能性が濃厚
一部報道によれば、三笘がベンチ外となった最大の理由は腰痛の再発ではないかとみられています。
実は、2024年の前半戦にかけて、三笘は長期離脱を余儀なくされた“腰の違和感”に悩まされており、完全復帰後も時折プレー中に腰を気にする仕草が見られていました。特に、4月末のウェストハム戦では途中出場ながらも、ゴールを決めた直後に腰を押さえる場面も確認されています。
「ずっと付き合っていかないといけない箇所。しっかりケアしていきたい」と三笘自身も語っており、万全とは言い切れない状態だったようです。
日刊ゲンダイの報道によると、9月のノッティンガム戦でも試合中に何度も腰を揉む場面が見られており、継続的な痛みを抱えている可能性が高いとのこと。完治が難しい“腰”という部位だけに、無理をさせない判断が下されたと考えるのが自然です。
過去の負傷歴との関連は?
三笘は今季、他にも負傷による離脱を経験しています。4月5日のクリスタルパレス戦では相手DFに足首を蹴られ途中交代、その後12日のレスター戦も欠場しています。
ただ、その後は戦列に復帰し、ブレントフォード戦で見事なゴールを決め、続く試合でも連続得点。調子を取り戻したかに思えましたが、腰の状態は決して万全ではなかったことが、今回のベンチ外で証明された形となりました。
例えるなら、古傷を抱えたピッチャーが完投直前に突然降板するようなもので、**「大事をとった判断」**だったといえるでしょう。
プレミア初の日本人“2桁得点”達成は持ち越しへ
今回の欠場で、三笘が目前としていた**日本人初の「プレミアリーグ・2桁得点」**という偉業は次節以降に持ち越しとなりました。
ただ、焦りは禁物。ここで無理をして長期離脱となってしまえば、残り試合だけでなく、来季や代表戦への影響も避けられません。
サッカー選手にとって**「腰」は命綱**とも言える部位。スプリント、ターン、ジャンプといった動きすべてに関与するため、ほんのわずかな痛みでもパフォーマンスに直結します。三笘のような俊敏さを武器とする選手には、特に繊細なケアが求められるのです。
ファンの反応:「残念」だが「慎重な判断に賛成」
ネット上では、三笘の欠場に対して以下のような反応が見られました:
- 「楽しみにしてたのに…」
- 「2戦連発だったのに、なぜ?」
- 「ベンチにもいないなんて心配」
- 「腰なら無理しないで正解」
一部には失望の声もあったものの、**「今は無理せず治療に専念してほしい」**というファンからの思いやりあるコメントも多く、三笘への期待値の高さと同時に、彼への信頼の深さも感じられました。
まとめ:次節以降の出場は“腰の状態次第”
現時点で三笘の腰の状態に関する正式な発表はないものの、過去の負傷歴と今回の欠場タイミングを照らし合わせると、コンディション調整を優先したチーム側の判断と見るのが妥当です。
残り少ない今シーズン、そして夏の代表活動などを見据え、無理をさせず大事に使っていくことが、彼のキャリアを守る意味でも非常に重要でしょう。
【要点まとめ】
項目 | 内容 |
---|---|
欠場試合 | 2025年5月4日 vs ニューカッスル |
理由 | 腰痛の再発の可能性が高い |
状態 | 無理は避ける意向、完治は難しい |
今季得点 | プレミアリーグ9ゴール(2桁目前) |
今後の展望 | 腰のケア次第で復帰タイミングは未定 |
三笘薫選手の今後の活躍を願いつつ、彼の身体を第一に考えたサポートが続くことを祈りましょう。
コメント