【大の里】ハーフ？母親と父親の職業や年齢・出身地などまとめ！

令和の角界を騒がせる超新星「大の里」。その強さ、恵まれた体格、スピード出世ぶりはまさに“怪物新人”という言葉がぴったりです。そんな彼に関して、「ハーフなの？」「ご両親はどんな人？」といった家族背景への関心も急上昇しています。

今回は、大の里関の出身地やご両親の職業・年齢・人柄などについて深掘りし、彼の“ルーツ”をひも解いていきます。

大の里はハーフ？そのウワサの真相

インターネットで「大の里」と検索すると、関連ワードに「ハーフ」という文字が浮上します。これには明確な誤解があるようです。

結論から言えば、大の里関は純日本人です。父も母も石川県出身の日本人であり、外国籍の親を持つ“ハーフ”ではありません。

なぜこのようなウワサが立ったのでしょうか？おそらくその要因は、彼の恵まれた体格と圧倒的なパフォーマンスにあります。身長192cm・体重191kgという圧倒的なフィジカルは、平均的な力士と比較しても抜きん出ており、まるで「外国人力士並み」の風格。これが「ハーフ疑惑」の発端となったようです。

大の里関の本名は中村泰輝（なかむら・だいき）。2000年6月に石川県河北郡津幡町で誕生しました。

津幡町は金沢市の近隣にあり、自然豊かな町。緑あふれる森林公園や、歴史を感じさせる街並みが特徴です。そんな地域で育まれた彼の姿は、まさに「大地の恵みを受けて育った男」とも言えるでしょう。

大の里関の父親は中村知幸（ともゆき）さん。2025年現在49歳で、長距離運送業に従事しながら、かつては社会人相撲の選手として活躍した経歴の持ち主です。

高校時代は相撲部に所属し、全国青年大会で準優勝するほどの実力者。まさに“力士の父”にふさわしい存在です。

息子が相撲を始めたのもこの父の影響で、小学1年生のときに地元の相撲教室に入門。父はその教室のコーチとして息子を厳しく指導し、「父であり、師でもある」特別な存在でした。

「父と過ごす時間が好きだった」「夏はトラックで寝泊まりしたこともある」と、大の里関自身が語るように、親子の絆は強固で、相撲道の礎になったことは間違いありません。

母親は中村朋子さん。こちらも父と同じく49歳で、専業主婦の可能性が高いとされています。表立った職業情報はありませんが、家庭内での献身的なサポートが大の里関の成長を陰で支えていたのは想像に難くありません。

母の身長は165cmで、父が184cmと高身長なため、大の里関の体格はまさに“両親譲り”。ちなみに、生まれた時の体重は4036gと、平均よりもずっと大きな赤ちゃんだったそうです。

取組の際には、息子を心配するあまり具合が悪くなることもあるとか。まさに「愛情深きお母さん」の典型です。

家族構成は4人で、妹が1人います。名前は中村葵（あおい）さんで、2025年現在20歳の大学生。兄との年齢差は4歳です。

葵さんは地元石川県に住んでおり、テレビに映ると「かわいい」「美人」と評判になることも。兄・大の里関の取組を家族そろって応援する姿が、マス席に映し出されたこともあり、ファンの間では有名な“応援団長”的存在です。

母方の祖父は内灘町に住んでおり、2024年元日に発生した能登半島地震では被災されましたが、現在もご健在。大の里関は被災地訪問の際に祖父と再会し、元気づける姿が報道されました。

祖父もまた、「自分らしく相撲を取りなさい」と孫を応援しており、家族全体で支える体制が見て取れます。

大の里関がここまで強くなった背景には、単に才能だけではなく、家族の深い絆と支えがあったからこそ。父の厳しさ、母の優しさ、妹の応援、祖父の励まし——そのすべてが彼の原動力となっています。

「唯一無二の力士を目指す」と大関昇進の口上で誓った大の里関。父が願った言葉を、息子が真正面から受け止めた瞬間は、多くの相撲ファンの心にも残ったことでしょう。

今後も、大の里関の土俵での勇姿だけでなく、家族との心温まるエピソードにも注目していきたいところです。