MLB界のスーパースター、大谷翔平選手が最近受けた連続死球が話題となる中、ある選手との関係にも注目が集まっています。
それが、かつてエンゼルスでバッテリーを組んだ捕手のマーティン・マルドナード選手です。
2018年当時、互いにニックネームで呼び合うほど親しい間柄だった2人に、なぜ「不仲説」がささやかれているのでしょうか？
その背景には死球・コメント・仕草・SNSの変化と、いくつかの“出来事”が重なっています。
この記事では、ファンの間でさまざまな憶測が飛び交う「大谷とマルドナードの関係」について、過去から現在に至る流れを丁寧に読み解いていきます。
■かつては“まるさん”と“ホルヘ”の絆が話題に
2018年、エンゼルスに在籍していた大谷選手は、MLB初年度の登板時にマルドナード選手とバッテリーを組みました。試合中、マウンドに駆け寄って声をかける姿も多く見られ、メディアでは「信頼し合うコンビ」と称されていたのが印象的です。
- 大谷はマルドナードを「まるさん」
- マルドナードは大谷を「ホルヘ」と呼び合う
こうした親しげな関係性に、当時は「素敵なバッテリー」とファンからも好意的な声が溢れていました。
さらに、マルドナード選手はラテン系選手が多かったクラブハウスで、大谷選手が馴染みやすくなるよう橋渡し的な存在でもあったとのこと。まさに“良きチームメイト”だったと言えるでしょう。
■不仲説が浮上した“死球事件”と発言
しかし、2021年以降、2人の関係に変化を感じる出来事が続きました。
まず火種となったのは、2021年4月5日のアストロズ戦。この試合で大谷選手が死球を受け、表情に怒りを見せる場面が。これに対して捕手だったマルドナード選手が、
“That’s not the way to act”（その振る舞いは良くない）
とコメントしたことが報じられました。この発言は多くのファンに波紋を呼び、「あのマルさんが大谷を批判？」と戸惑いが広がったのです。
SNSでも、
- 「親しいからこそ厳しいのか？」
- 「態度を咎めるのは違うのでは？」
という意見が飛び交い、2人の関係に疑問符がつき始めました。
■さらに波紋を呼んだ“砂かけパフォーマンス”
その翌年、2022年4月18日の試合では、マルドナード選手が一塁ベース上で大谷選手に対して「土をかける」ようなジェスチャーを見せました。
これにはネットも騒然。
- 「冗談なら笑えない」
- 「一塁上でやる意味が分からない」
- 「関係悪化してるとしか思えない」
といった声があふれ、再び「不仲なのでは？」という憶測を呼ぶことに。
本人は「ただの冗談」と否定していますが、このパフォーマンスを不快に感じたファンが少なくなかったのも事実です。
■2025年6月の“連続死球事件”で緊張がピークに
そして決定的ともいえるのが、2025年6月のドジャース対パドレス戦。
この試合で大谷選手は2試合連続で死球を受ける事態となりました。
しかも、その試合の捕手がマルドナード選手だったことで、ファンの中には、
「またマルドナード？」
「何か裏があるのでは？」
と疑う声が急増。
両監督が退場するほどの小競り合いも発生し、死球を投げたパドレスのスアレス投手には3試合の出場停止処分が科されました。
さらに、大谷選手が死球を受けた直後のインスタ投稿で、その場面の写真を連投したことも、「何かを訴えたかったのでは」と受け取る人も。
■SNSで“フォロー解除”が話題に
ファンの観察力は侮れません。あるX（旧Twitter）ユーザーが、
「大谷がマルドナードのInstagramフォローを外したっぽい」
と投稿したことで、事態はさらに加速。
- フォロー数が264から263に減っていた
- タイミングが死球直後
といった状況から、事実かどうかは不明ながら「決定的な距離感の変化」と捉える人も多かったようです。
ただし、この“フォロー解除”については公式な発表も証拠もありません。
完全にファンの観察と推測に基づいた情報であり、慎重に受け取るべき話題でもあります。
■再会シーンに見えた“微妙な距離感”
そんな2人が、同じ試合で再会する瞬間もありました。
中継では、試合中に大谷選手とマルドナード選手が談笑する姿も映され、
- 「仲良しアピール？」
- 「演技じゃなく自然体？」
- 「とにかく笑顔で安心した」
というように、SNSでは好意的な反応も見られました。
それでも、やはり「以前とは違う」と感じたファンは少なくありません。
■“不仲”ではなく“距離感が変わっただけ”の可能性も
ここまでの流れを総合すると、次のように整理できます。
| 出来事 | 影響・印象 |
|---|---|
| 2018年：親密なバッテリー | “まるさん・ホルヘ”の絆 |
| 2021年：死球時のコメント | 関係にヒビ？ |
| 2022年：砂かけジェスチャー | 不快に感じるファン続出 |
| 2025年：連続死球＆SNSの動き | 緊張感が高まる |
| 同年：再会で談笑シーン | 関係回復の兆しか？ |
つまり、完全な不仲とは言い切れないが、過去と現在では明らかに距離感が異なるということ。
それは、別のチームに所属するプロ同士としての“適切な関係性”であり、時代や立場の変化によって生まれた“自然な距離”なのかもしれません。
■筆者の感想：大人の関係には、言葉より行動が語る
正直、筆者自身も「あの大谷選手が怒るって、相当なことだよな…」と驚いた一人です。
ただ、大谷選手の対応は常に冷静で、感情的になることはほとんどありません。だからこそ、2025年の死球連続事件では余計に注目が集まってしまったのでしょう。
ただ、プロのスポーツの世界では、過去の友情よりも今の立場が優先される場面も多いはず。
かつての親密さが薄れたように見えるとしても、それが必ずしも「不仲」を意味するわけではありません。
むしろ、互いを“プロの目線”で見るようになった結果ともいえるのではないでしょうか。
■まとめ：仲が悪い？本当のところは本人たちにしか分からない
ファンとしてはどうしても気になってしまう“選手同士の関係性”。
しかし、外から見える部分はあくまで氷山の一角にすぎません。
今回のように、SNSや死球、ジェスチャーが積み重なったことで「不仲説」が生まれてしまったわけですが、実際には本人たちしか分からない感情があるはず。
私たちにできるのは、パフォーマンスそのものを楽しみ、過度な詮索を控えることかもしれません。
それでも、“まるさん”と“ホルヘ”がまた笑顔でプレーを交わせる日を、どこかで期待してしまうのがファンの心理ですよね。
※本記事は、公開情報・報道・SNS発言などに基づいて構成されています。人物への誤認や名誉棄損を避けるため、直接的な断定表現は用いておりません。読者の皆様も、ご理解のうえご覧ください。
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