毒舌芸で知られるお笑いコンビ「鬼越トマホーク」。
テレビやYouTubeで見せる、切れ味鋭い本音トークはファンから高く評価されています。
そんな彼らが運営するオンラインサロンが、2025年6月末から突如としてSNSを中心に大炎上。
その背景には、ある女性芸人に対する“根拠のない噂話”の流出がありました。
この記事では、「なぜ鬼越トマホークのオンラインサロンが炎上したのか」「どのような発言が問題視されたのか」「その後の対応や影響は?」といった点を徹底解説します。
ネット時代における“クローズド空間”の落とし穴にも迫ります。
鬼越トマホークのオンラインサロンとは?
まず、鬼越トマホークのオンラインサロンは、月額制で加入できるファンクラブ型コミュニティです。
Facebookグループを中心に運営され、主なコンテンツは「NOコンプライアンスラジオ」など、テレビやラジオでは言えない“ぶっちゃけ話”が目玉とされています。
サロン限定の動画、イベント情報、グッズ販売などもあり、熱狂的ファンにとっては垂涎の場。
しかし、その“閉じた空間”で飛び出したある発言が、外部に漏洩してしまったのです。
炎上の発端は「ラランド・サーヤさん」に関する発言
炎上のきっかけとなったのは、女性お笑いコンビ「ラランド」のサーヤさんに対する発言でした。
オンラインサロン内の音声コンテンツで、鬼越トマホークが「サーヤは乱○してるらしい」というような性的な噂を発言したとされます。
このようなセンシティブかつ根拠のない情報が、会員の手によって外部に持ち出され、SNSで急速に拡散されたことで炎上が始まりました。
いわゆる「身内ノリの冗談」が、公共空間に流れ出た瞬間、笑い話では済まされない事態に発展したのです。
本人が動画で怒りを表明、法的措置も検討
事態を重く見たサーヤさん本人は、自身のYouTubeチャンネル『ララチューン』で状況を説明し、「法的措置も視野に入れている」と明言。
彼女は動画内で、以下のような強い言葉を残しました。
- 「誰が言ったのか、もう分かってます」
- 「本当にしんどかった」
- 「名誉毀損にあたるようなことには然るべき対応を」
さらに「これを出さないと、ちょっと怖いなと思った」とも述べており、本人の精神的ダメージは決して小さなものではなかったことがうかがえます。
クローズドな場の“安全神話”が崩れた瞬間
オンラインサロンや会員制のプラットフォームは、ある種の“安全地帯”と見なされがちです。
しかし、今回の騒動で明らかになったのは、どんなに限定的な場であっても「情報は漏れる」ということ。
鬼越トマホーク自身も過去に「(サロンの)発言が漏れて炎上したことがある」と語っており、そのリスクは十分に認識していたようです。
とはいえ、芸人としての“毒舌”を武器にしてきた彼らにとって、どこまでが“笑い”として許されるのか、その境界線の見誤りが今回の問題に繋がったといえるでしょう。
「サロンだから大丈夫」はもう通用しない時代へ
この一件は、オンラインサロンという形式そのものにも疑問を投げかける出来事でした。
いまや、どんなにクローズドな場であっても、誰かがスマホで録音し、SNSに投稿すれば一瞬で「パブリック」になる時代です。
つまり、「安心して裏話ができる空間」という神話は、すでに崩壊しているのです。
たとえるなら、鍵をかけたつもりの部屋が、実は防音ゼロのガラス張りだったようなもの。
安心して話したつもりが、外から丸見えだった――そんな錯覚に、多くの芸人やインフルエンサーが陥っているのかもしれません。
鬼越トマホーク側の対応と沈黙
現時点(2025年7月上旬)では、鬼越トマホーク側からこの件に関する公式な謝罪や説明は発表されていません。
ネット上では、「本人の名誉を傷つけたのだから説明すべき」「沈黙を貫くのは逆効果」といった批判も集まっており、今後の対応次第ではさらなる炎上を招く可能性もあります。
ネットの反応まとめ
今回の炎上について、SNSや掲示板ではさまざまな意見が飛び交っています。以下は一部の声です。
- 「クローズドとはいえ、言っていいことと悪いことの区別は必要」
- 「サロンで勝手に妄想トークして、それが本人の耳に入るとか最悪」
- 「これは名誉毀損案件。訴えられても文句は言えない」
- 「“裏トーク”という名のゴシップ会になってるサロン多すぎ」
まるで、炎上が起こることを“前提”としたようなネット社会において、発信者の責任はますます重くなっているといえます。
まとめ:炎上の教訓と「自由」の代償
- 発端は:鬼越トマホークがオンラインサロン内で発言した、ラランド・サーヤさんに関する性的な噂。
- 拡散経路は:サロン会員の一部が発言内容をSNSに流出。
- サーヤの反応:YouTubeで怒りをあらわにし、「法的措置も考えている」と表明。
- 鬼越側の対応:現在までに謝罪や声明はなし。
- 社会的影響:オンラインサロンの発言も「公の発信」と見なされるべきという教訓を残した。
毒舌や“本音トーク”が武器となる芸人にとって、今回の騒動はまさに「言葉の重み」を痛感する出来事だったのではないでしょうか。
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