お笑いコンビ・TKOの木下隆行さん(53)が、突如としてタイ・バンコクへの移住を発表しました。2025年9月から本格的に生活の拠点をタイへ移すと明言し、国内外のファンを驚かせています。
かつては“パワハラ報道”で所属事務所を退所し、相方・木本武宏さんも“投資トラブル”で騒動を経験。苦難を経た2人ですが、コンビ活動を続けながら木下さんは新天地へ挑戦する決断を下しました。
では、なぜ彼は海外へ渡るのか?過去に何をしていたのか?この記事では木下隆行さんの移住の理由や背景、そして今後の活動について詳しく解説します。
◆木下隆行のこれまでの歩み
まずは、木下さんの経歴を整理します。
- 生年月日:1972年1月16日
- 出身地:大阪府
- コンビ:TKO(相方・木本武宏)
- デビュー:1992年
- 所属事務所:元松竹芸能 → 現在はフリー
お笑いだけでなく、俳優業やファッションデザインなど幅広い活動を行ってきました。特に体格を活かしたユニークなキャラクターで、多くのバラエティ番組に出演。2000年代には“松竹の看板芸人”と呼ばれる存在でした。
しかし、2020年に転機が訪れます。
◆2020年のパワハラ問題とは?
木下さんは2020年、後輩芸人への態度や言動が“パワハラ”と報じられ、所属していた松竹芸能を退所しました。
報道によれば、楽屋での高圧的な態度やスタッフへの厳しい言葉が問題視されたとのこと。本人は一定の非を認めて謝罪しましたが、芸能界での立場は大きく揺らぐことになります。
この出来事を機にテレビ出演は激減。表舞台からは一時姿を消し、活動は舞台やYouTube、イベントに限定されていきました。
◆相方・木本武宏も“投資トラブル”
追い打ちをかけるように、相方の木本武宏さんも投資に関するトラブルで注目され、コンビ揃って世間の信頼を失う時期がありました。
一時はTKOの解散説まで流れましたが、2人はあえて別々の道を歩みながらも、ツアーなどで再びコンビ活動を再開。少しずつ信頼を取り戻していました。
◆木下隆行がタイ移住を決断した理由
2025年8月17日に公開されたコンビのYouTube動画で、木下さんは突然「バンコクに移住する」と宣言しました。
その理由は以下の通りです。
- 長年の夢だった海外生活
実は木下さんは以前から「海外に住んでみたい」と語っていたそうです。芸能活動が一段落したタイミングで、その夢を実現する決意を固めました。 - 再出発の場としてのタイ
日本では過去の報道が尾を引き、完全なイメージ回復は容易ではありません。環境を変えることで、新しい自分を表現したい思いがあるのでしょう。 - 仕事との両立が可能
バンコクは日本から約5〜6時間のフライト。木下さんは「完全移住というよりは拠点をタイに置く形。日本の仕事があれば戻ってくる」と説明しており、両国を行き来しながら活動する方針です。
◆移住は“逃げ”ではない?
木下さんの移住発表に対して、一部では「日本で活動できなくなったから逃げるのでは」との声もあります。
しかし本人は動画内で「これは昔から考えていた夢」と強調。単なる逃避ではなく、前向きな挑戦だと位置づけています。
相方の木本さんも「頑張っておいで」と背中を押し、コンビ活動も継続することを明言。2人の絆は健在です。
◆現在の活動:舞台やYouTube
木下さんは現在、ミュージカル「えんとつ町のプペル」に出演中。8月に舞台が終わったあと、9月からタイへ渡る予定です。
また、コンビのYouTubeチャンネルでも活動を継続中。移住後はタイでの生活や仕事の様子を発信する可能性もあり、今後の展開が注目されます。
◆タイでの生活拠点に期待されること
バンコクは日本人駐在員も多く、文化交流の場としても注目されています。木下さんがタイで活動するにあたり、以下のような展望が考えられます。
- 現地の日本人向けイベント出演
- アジア圏での舞台や映画出演
- YouTubeなどを通じた海外生活の発信
国内での制約を受けにくいタイだからこそ、新しい活躍のチャンスが広がるかもしれません。
◆世間の反応
移住発表直後、SNSにはさまざまな声が寄せられました。
- 「海外で心機一転、頑張ってほしい」
- 「逃げたのではなく挑戦なのだと信じたい」
- 「タイなら観光ついでにイベント見に行ける」
- 「もう一度お茶の間で見たい」
批判的な声もゼロではありませんが、全体的には“応援ムード”が強いようです。
◆まとめ:新天地で再スタート
- 木下隆行さんは2025年9月からタイ・バンコクに移住を決断。
- 過去にはパワハラ騒動で事務所を退所し、表舞台から遠ざかった時期があった。
- 移住理由は「海外生活という夢」「再出発のための環境づくり」。
- 日本の仕事があれば帰国するスタンスで、コンビTKOとしての活動も継続予定。
移住は確かに大きな賭けですが、芸人としても人間としても新しい挑戦になることは間違いありません。タイでの活動が成功すれば、日本での再評価につながる可能性もあります。木下さんの“第二の芸人人生”に注目していきたいですね。
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