プロ野球界で華やかなキャリアを歩んできた**長野久義(ちょうの・ひさよし)**選手が、2025年10月14日をもって現役を引退し、新たな人生のステージとして「大学院進学」を宣言しました。今後は学び直しを通じて、野球とは異なる世界での挑戦を目指すようです。
本記事では、長野久義さんが進学予定の大学院や、これまでの学歴(中学・高校・大学)、野球人生の歩みを中心に詳しく解説していきます。
◆ 長野久義が進学する大学院はどこ?
2025年10月14日に行われた引退会見で、長野選手は以下のように述べています。
「この度、わたくし長野久義はユニホームを脱ぎ、大学院に進学することを決意しました。」
この発表はスポーツ紙各社でも大きく報じられましたが、進学先となる大学院の具体的な名称については明かされていません。
記事中では「12月に受験予定」とされており、実際の進学先は今後発表される可能性があります。
学ぶ分野や研究テーマなどの詳細も不明ですが、長年にわたってプロ野球選手として活動してきた経験を生かし、「スポーツマネジメント」や「コーチング論」などに進む可能性も考えられます。
今後の情報公開が待たれるところです。
◆ 中学・高校・大学の学歴をチェック!
長野選手のこれまでの学歴と、野球キャリアのスタートを時系列で振り返ってみましょう。
■ 小学校・中学校時代(佐賀県・基山町)
- 出身地:佐賀県三養基郡基山町(みやきぐん・きやまちょう)
- 小学校:基山町立基山小学校
→ 小学1年生で「基山バッファローズ」に入部。6年生の時には主将を務める。 - 中学校:基山町立基山中学校
→ 中学時代は「筑紫野ドリームズ」に所属(硬式野球)
この頃から野球への情熱が強く、将来を見据えて硬式野球の世界で腕を磨いていました。
■ 高校:筑陽学園高校(福岡県)
- 進学先:筑陽学園高等学校(ちくようがくえん)
- 偏差値:45〜52程度(コースによって異なる)
一般入試で合格し、野球部では中心選手として活躍。
2002年の春季九州大会では準決勝に進出しましたが、本多雄一選手が在籍していた鹿児島実業高校に惜敗。
夏の甲子園出場は叶わなかったものの、プロから注目される存在に成長しました。
■ 大学:日本大学(生産工学部)
- 進学先:日本大学 生産工学部 マネジメント工学科
- 偏差値:約50前後(一般的な文理融合型の学部)
大学では「日本大学硬式野球部(東都大学野球連盟)」に所属。
当初は三塁手でしたが、打撃力を活かすため外野手に転向。特に4年生時の2006年に急成長を遂げました。
- 4年次成績:
- 春:打率.489(12試合)
- 秋:打率.404(13試合)→ 2季連続首位打者
- ベストナインにも満票で選出
この活躍により、プロスカウトからも高く評価されることになり、ドラフトの注目選手として名前が挙がるようになります。
■ 社会人:Honda硬式野球部
大学卒業後は、**本田技研工業(Honda)**に入社し、社会人野球チームに所属。
当時は読売ジャイアンツ入りを熱望しており、日本ハムやロッテからの指名を2度拒否した経歴も有名です。
◆ プロ入りからの歩み
■ プロ野球キャリア
- 2009年:ドラフト1位で読売ジャイアンツから指名
- 2010年:プロデビュー、新人王を獲得
- 2011年:首位打者
- 2012年:最多安打、ベストナイン
- 2013年:WBC日本代表に選出
- 2018年:FA移籍の人的補償で広島東洋カープへ
- 2023年:再び巨人に復帰(無償トレード)
通算で 1512安打・163本塁打 を放つなど、記録にも記憶にも残る名選手としてファンに親しまれました。
◆ 今後は「学び」の道へ
「ユニフォームを脱ぎ、大学院へ進学します」と語った長野選手の言葉は、多くの人に勇気を与えました。
長年プロの第一線で活躍してきた彼が、キャリアの節目に新たな目標を掲げる姿勢には大きな意味があります。
引退後の進路としては、
- 大学院での学びを通じた社会貢献
- 野球界での指導者や解説者としての活動
- ビジネスやスポーツマネジメントへの転身
など、幅広い可能性が考えられます。
どの道を選んでも、長野久義という名前が輝き続けることは間違いないでしょう。
◆ まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
出身地 | 佐賀県三養基郡基山町 |
生年月日 | 1984年12月6日(現在40歳) |
小学校 | 基山町立基山小学校 |
中学校 | 基山町立基山中学校 |
高校 | 筑陽学園高校 |
大学 | 日本大学 生産工学部 |
社会人野球 | Honda |
プロ経歴 | 巨人(2010〜2018, 2023〜2025)/広島(2019〜2022) |
進学予定 | 大学院(12月に受験予定/詳細未公開) |
長野久義さんの今後に注目が集まります。プロ野球という舞台での偉大な功績に敬意を表しつつ、新たなチャレンジも応援していきたいですね。
また大学院に関する続報が入り次第、追記していきます。
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