お笑いトリオ「3時のヒロイン」のメンバーとして活躍中のかなでさん。
見た目はふくよかで親しみやすい雰囲気を持ちながらも、力強いツッコミとダンスパフォーマンスでファンを魅了してきました。
そんな彼女には、芸人になる前に付き合っていた“唯一の元カレ”がいるのをご存じでしょうか?
その相手こそ、元相方でもある芸人・こうせいさんです。
かつては恋愛と芸事を同時に追いかけていた彼女が、なぜ破局に至ったのか──今回はその背景と理由を深掘りしていきます。
かなでの恋愛遍歴と唯一の彼氏
現在33歳(2025年時点)で独身のかなでさんは、恋愛については「彼氏いない歴10年超え」とテレビ番組で明かしており、婚活アプリにも登録するなど、恋愛に前向きな姿勢を見せています。
そんな彼女が唯一「付き合っていた」と語るのが、コンビ「はらぺこパンジー」を組んでいた頃の相方・こうせいさん。
彼とは東京NSC19期生で同期として出会い、2014年にコンビを組んだことがきっかけで距離が縮まったようです。
ネタ合わせの最中に自然と気持ちが芽生え、こうせいさんの方から「付き合ってほしい」と告白。
その言葉に応じて交際がスタートしました。
芸人同士のカップルという珍しさもあり、当時は周囲にも隠すことなくオープンな関係だったようです。
「恋」と「お笑い」の両立は難しかった?
ふたりの関係は、交際とコンビ活動を並行していた時期(2014〜2016年)にピークを迎えます。
ネタ合わせ中も笑いと恋愛感情が混在し、舞台の上では“ラブラブな掛け合い”がそのままネタとして昇華されていたとのこと。
しかし、恋愛が進むにつれて、かなでさんの「恋愛体質」が強く表れ始めます。
ネタ作りの真剣な最中でもスキンシップを求めてしまったり、感情的になってしまう場面もあったとか。
たとえば、ちょっとしたすれ違いでヒステリックになってしまったエピソードも語られています。
こうせいさんは、お笑いに対して非常にストイックな姿勢を持っていたため、「今は芸に集中したい」という気持ちと、「もっと近づきたい」と願うかなでさんとの間に、少しずつ溝が生まれていきました。
破局の決定打となったのは?
ふたりの関係は、恋人としてもコンビとしても再三復縁と別れを繰り返していたものの、最終的には別れを選択することになります。
別れ話が行われたのは、高田馬場駅前。
こうせいさんから別れを告げられたかなでさんは、号泣しながら土下座をして「別れたくない」と懇願したそうです。
その場はまるで映画のワンシーンのようだったと語られており、こうせいさんはその姿に耐えきれず、「10秒だけカウントするから」とその場を走り去ったとか。
これは、相手の未来を思っての決断だったのかもしれません。
恋愛に全力だったかなでさんと、芸に人生を懸けたこうせいさん。
お互いに「好き」のベクトルが違っていたのかもしれませんね。
現在のこうせいは何をしている?
破局後、こうせいさんは芸人を引退し、一般の道へと進みます。
東京で営業職を経験した後、大阪へ移住し、友人の経営するバーで働き始めます。
現在はそのバー「あっとほーむばーぼくるーむ」のオーナーとなり、家庭も持ち、幸せな生活を送っているとのこと。
こうせいさんは、今でもかなでさんの活躍を見守っているようで、「もっと売れてほしい」と応援するコメントも残しています。
その一方で、かなでさんは未練のような気持ちをどこかに持っているのか、彼のSNSをこっそりチェックしているとか、していないとか……。
まるで、ラブストーリーの“エピローグ”のような現在の関係性には、どこか切なさと温かさが共存しています。
恋愛体質でも芸人は続けられる?
かなでさんのように「恋愛に全力投球する女性芸人」は珍しい存在かもしれません。
しかし、彼女は「恋をしていても笑いを生める」という新しい価値観を示し始めています。
たとえば、恋愛がネタになる、恋の失敗がトークのスパイスになる、そういった“等身大の姿”が今の時代にフィットしているのではないでしょうか。
かなでさんは芸人としても順調で、「THE W」優勝をはじめ、「M-1」や「キングオブコント」にも挑戦し続けてきました。
恋愛の痛みや挫折も、すべてを笑いに変える姿勢こそ、現代の女性芸人のあるべき姿なのかもしれません。
まとめ:過去を乗り越え、未来へ
今回取り上げた“かなでとこうせい”の破局エピソードは、単なる恋愛トラブルではなく、夢と現実、芸と愛のバランスをどう取るかというテーマにも通じています。
夢中で追いかけた人と別れるのは辛いこと。
しかしその経験が、かなでさんの人間味や表現力に深みを与えているのもまた事実。人生のひとコマを、笑いと涙で包み込める彼女だからこそ、私たちはこれからも応援したくなるのです。
今後も恋をして、笑いを届けてくれるであろうかなでさん。
次はどんな恋愛模様を見せてくれるのか──そっと期待しつつ、彼女の更なる飛躍に注目していきたいですね。
コメント