2025年3月16日、ロサンゼルス・ドジャースのスター選手、大谷翔平選手が日本で特別な食事会を開催しました。
このディナーは、大谷選手をはじめ山本由伸選手や佐々木朗希選手とともに企画され、ドジャースの選手31名が参加する豪華なものとなりました。
その食事会の中心となったのは、日本が誇る「寿司」と「焼き鳥」。
今回は、どの職人が腕を振るい、どのお店がその料理を提供したのかをご紹介します。
ドジャース食事会の舞台裏
大谷選手は「日本のおもてなし文化」を伝えるべく、この食事会を主催しました。
試合で疲れた体を癒やすのはもちろん、日本の味覚をドジャースの仲間たちに存分に楽しんでもらいたいという思いが込められていたようです。
ロバーツ監督も「すご腕の寿司職人を呼んでディナーをするらしい」とコメントしており、食事会のレベルの高さが伺えます。
日本の食文化を代表する「寿司」と「焼き鳥」が並ぶディナーなんて、聞いただけでお腹が鳴りそうですね。
寿司職人は「鮨さいとう」の齋藤孝司氏!
寿司を提供したのは、東京・六本木にある名店【鮨さいとう】の齋藤孝司氏。
日本のみならず世界中の著名人から愛され、ミシュラン三つ星も獲得している超有名店です。
齋藤氏は、2007年にミシュラン1つ星を獲得し、その後も精進を重ね、翌年には2つ星、2009年には3つ星を獲得。
10年間その評価を維持した実力派の職人です。
彼の握る寿司は、シンプルでありながら極限まで計算された美しさと味わいが特徴で、一貫ごとに「日本の美」を感じさせてくれます。
大谷選手が「日本の誇り」として選んだ理由も納得です。
しかもこのお店、予約は困難を極めることで知られており、まさに「幻の寿司」といっても過言ではありません。
焼き鳥を担当したのは「鳥しき」!
寿司と並んで提供されたのが、これまた日本の伝統料理「焼き鳥」。
この焼き鳥を担当したのは、東京・品川の名店【鳥しき】です。
こちらもミシュランの星を持つ名店で、店主の池川義輝氏は「近火の強火」という独自の焼き方で、素材の旨味を引き出すことにこだわり続けています。
一串一串、火加減を絶妙に調整しながら焼き上げる焼き鳥は、まさに芸術品。
「焼き鳥ってこんなに美味しいんだ…」と思わず唸ってしまうような逸品ばかり。
大谷選手の「本物の味を伝えたい」という気持ちが伝わるセレクトでした。
マグロの解体ショーは「やま幸」!
さらに、食事会ではマグロの解体ショーまで用意されていたとか。
これを担当したのは、日本でも有名なマグロの仲卸業者【やま幸】です。
やま幸は、特に青森県大間産の本マグロを扱うことで知られ、その品質の高さは折り紙付き。
豊洲市場の初競りでも注目される存在で、時には1本数千万円のマグロが競り落とされることもあります。
実際にその場で行われたマグロの解体ショーは、ドジャースの選手たちにとっても強烈なインパクトを与えたようです。
日本の食文化の奥深さを感じる、まさに「五感で味わう」体験だったのではないでしょうか。
まとめ:日本の“粋”が詰まった晩餐会
今回のドジャース食事会は、単なる食事ではなく、大谷翔平選手の「日本の心を伝えたい」という思いが込められたイベントだったことが伝わってきます。
- 寿司は「鮨さいとう」
- 焼き鳥は「鳥しき」
- マグロ解体は「やま幸」
という日本が誇る名店揃いで、大谷選手のこだわりが随所に光っていました。
きっと参加した選手たちにとっても、日本での特別な思い出となったはずです。
「料理は人を繋げる」とよく言われますが、この晩餐会もまさにその一つ。
おいしい料理と共に、大谷選手の「おもてなしの心」がしっかりと伝わったことでしょう。
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