2024年12月、川崎市で起きた20歳女性の行方不明事件が、2025年4月末に衝撃の展開を迎えました。
長期間所在不明だった岡崎彩咲陽(おかざき・あさひ)さんが、白骨化した状態で発見されたのです。
しかもその遺体は、以前からストーカー行為を繰り返していたとされる元交際相手の男性の自宅から見つかったというから、世間は騒然としています。
この記事では、事件の経緯や犯人とされる人物の情報、警察の対応の問題点などを中心に掘り下げていきます。
岡崎彩咲陽さん行方不明事件の経緯
岡崎さんが最後に目撃されたのは、2024年12月20日早朝。
祖母と同居していた自宅から忽然と姿を消しました。
家族が起床した時にはすでにいなかったとされ、すぐに警察に行方不明届が提出されました。
その直前、岡崎さんは20代後半の元交際相手からストーカー行為を受けていたといいます。
実際、彼女自身が川崎臨港署に被害を相談・届け出をしていた記録もあり、家族も「誘拐の可能性がある」として、当初から強く事件性を訴えていました。
「事件性なし」と判断した警察の対応が波紋を呼ぶ
しかし、神奈川県警の初動対応は消極的で、事件性があるかどうかについても判断を後回しにするような対応が続きました。
岡崎さんの自宅の1階窓ガラスが割られていたにも関わらず、指紋採取を行わなかった元交際相手が急に姿を消したにも関わらず、強制捜査には踏み切らなかった家族が何度も防犯カメラの映像確認や徹底捜査を求めても、「事件性はない」と突っぱねるばかり。
情報公開にも後ろ向きな姿勢が見受けられ、「県警が本気で動くのが遅すぎた」と非難の声が高まっています。
白骨遺体が見つかったのは“元彼”の自宅だった
2025年4月30日、ようやく警察は岡崎さんの元交際相手の自宅(川崎大師駅近くの住宅街)を家宅捜索。
その結果、なんと室内からバッグに詰められた性別不明の白骨遺体が発見されました。
遺体は腐敗が進行し、死亡からかなりの時間が経過していたと見られており、発見時点で既に性別の判別も困難な状態でした。
また、遺体発見の数か月前、岡崎さんの自転車が元交際相手の自宅付近で見つかっていたことも判明しています。
これらの事実が重なったことで、「犯人は元彼に間違いないのではないか」という見方が強まっています。
犯人の名前や顔画像は公表されているのか?
結論から言えば、現時点(2025年5月時点)では、犯人とされる元交際相手の男性の実名や顔画像は公表されていません。
報道では「20代後半の男性」とだけされています。ただし、ネット上ではすでに「顔にタトゥーを入れたヤンキー風の男」など、特徴的な情報が拡散されており、一部では「身元が特定されるのも時間の問題では?」と見られています。
警察は身元の特定を進めているとみられ、今後の捜査の進展次第では実名報道がされる可能性も十分考えられます。
SNSの反応「最初から事件として扱うべきだった」
SNSでは、「県警の対応が遅すぎた」とする批判が殺到しています。
「行方不明直後から明らかにおかしい状況だった」
「最初から事件扱いしてたら救えた命だったかも」
「家族の訴えを無視した警察の責任は重い」
中には「女性が危険な目に遭っても動かない警察の体質は変わっていない」といった、過去の同様事件を想起させる声も見られました。
この事件が私たちに問いかけるもの
岡崎彩咲陽さんの事件は、単なる個人間のトラブルやストーカー被害にとどまらず、「警察がどこまで被害者の声を聞き、どこから事件として本格捜査に移行するのか」という、社会全体の課題を浮き彫りにしたといえます。
家族の懸命な訴えも、被害者本人の勇気ある通報も、制度の壁や対応の遅れによって命が失われたのだとしたら、あまりにも悔やまれる結末です。
まとめ|真相の解明と実名報道に注目集まる
2025年5月現在、遺体の身元はDNA鑑定で確認中とされ、犯人とみられる元交際相手の行方も捜査が続いています。
今後、本人が逮捕されるのか、それとも別の事件につながるのか――注目が集まっています。
引き続き本件については新たな情報が入り次第、当記事も随時更新してまいります。
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