【五月みどり】入居している介護施設どこ?

昭和の芸能界を代表する華やかなスターの一人、五月みどりさん。若き日には“お色気路線”で一世を風靡し、テレビや映画にひっぱりだこの存在でした。そんな彼女も今では85歳。現在は東京都内の介護施設で静かな生活を送っているという情報が明らかになりました。

今回は、彼女が入所するに至った背景や、どんな暮らしを送っているのか。また施設の詳細情報について、現在分かっていることをまとめました。


湯河原を離れ、都内施設での新生活へ

長年、神奈川県・湯河原の自宅に住んでいた五月みどりさん。しかし2024年の初め頃、家族の判断で東京都内の介護施設へと移転したとされています。

この転居のきっかけとなったのは、**「要介護3」**という認定。これは公的介護保険制度における7段階のうち、中度の支援が必要な状態を指し、食事・入浴・移動などの日常生活を一人で行うのが難しくなってきたことを意味します。

🌸 筆者の感想:家族の支えがあるとはいえ、介護度が上がると在宅ケアだけでは限界がありますよね。本人の尊厳や生活の質を考えると、専門施設への移住は現実的かつ前向きな選択だと思います。


在宅介護の“壁”と家族の葛藤

五月さんが介護施設への入所を決断した背景には、娘さんの存在と家族全体の支援体制の変化が関係しています。

湯河原の自宅では、住み込みのヘルパーさんや叔母が長らく献身的に支えていました。しかし、支援者自身の高齢化が進み、介護の継続が難しくなってしまったそうです。

一方で、娘さんは都内に住んでおり、「自分が湯河原に引っ越すという選択肢も考えたが、現実的ではなかった」と語っており、最終的に都内の施設での生活を選んだとのことです。


認知症の兆候は6年前から

記憶障害の兆しはおよそ6年前からあったそうです。

たとえばタクシーに乗った際に目的地を伝えられなかったり、親しい人の名前がすぐに出てこなくなったり…。最初は些細な“物忘れ”に感じても、徐々に症状が進行するのが認知症の特徴です。

五月さんも「自分の頭が変になった気がする」と娘さんに助けを求めるようになり、その後医師の診断を経て、現在に至ります。

👵 筆者の感想:記憶が薄れていく中でも、好きな歌だけは忘れずに口ずさめる…。それだけ“好きなこと”が脳に与える影響は大きいのだと改めて実感させられます。


施設名や場所の公表はなし

多くの人が気になるであろう「介護施設の名称」ですが、具体的な名前や所在地は公開されていません

これはプライバシー保護の観点から当然の対応でしょう。著名人であればあるほど、施設名の公開がトラブルの火種になる可能性もあります。現在は東京都内の認知症ケアに対応した高齢者施設に入所しているとされています。

ただし、娘さんの語る施設の様子からは、快適な住環境や専門的なケアが整っていることがうかがえます。最近では、ホテルライクな設備や自由な時間設計が可能な“自立支援型”施設も増えており、五月さんのような著名人でも安心して暮らせる環境が整っているのでしょう。


“歌”が人生の灯に

五月さんは、認知症が進行するなかでも、代表曲「おひまなら来てね」などを聞くと、嬉しそうに手を叩いたり笑顔を見せる場面があるといいます。

このようなエピソードは、音楽療法の実例としても注目されています。記憶は薄れても、“感情に結びついた記憶”は比較的長く保たれる傾向があるためです。

🎵 筆者の感想:音楽って、過去と現在をつなぐ“橋”のような存在ですよね。きっとステージで浴びた拍手やファンとの触れ合いが、今でも五月さんの心を支えているのだと思います。


まとめ|人生の終盤も「自分らしく」

高齢になり、認知症を患ってもなお、「その人らしさ」を大切にすることは、私たちすべてにとっての課題でもあります。

芸能界で輝きを放ち続けた五月みどりさんが、今は心穏やかに過ごすその姿からは、年を重ねることの美しさすら感じさせられます。

「歌えば思い出す」――その瞬間こそが、人生の最終章に輝きを与えてくれる光なのかもしれません。


おわりに

人生100年時代といわれる今、老後をどのように生きるかは一人ひとりの価値観に委ねられています。ですが、“誰かに支えられながらも、自分の好きなことを大切にできる場所”があることの安心感は、何ものにも代えがたいものですね。

五月さんがこれからも静かに、そして温かい日々を過ごせることを心から願っています。

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