X JAPANのギタリストとして世界的に活躍し、1998年に急逝したhide(松本秀人)さん。その実弟である松本裕士(まつもと ひろし)さんは、兄の遺志を守り続け、現在もhide関連のマネジメントやイベントを支えています。
2025年秋、松本家に新たな出来事が報じられました。それは、兄弟を育て上げた父・松本満さん(享年93歳)が亡くなられたというニュースです。裕士さん自身がSNSで報告したことにより、多くのファンが驚きと悲しみに包まれました。
この記事では、
- 「hideと裕士さんは似ているのか?」というファンの疑問
- 父・満さんの死因や病気についての情報
- 裏方として活動する裕士さんの経歴や現在の姿
これらを整理してお伝えしていきます。
◆ 松本裕士さんのプロフィール
- 名前:松本裕士(まつもと ひろし)
- 生年:1968年(2025年時点で57歳前後)
- 出身地:神奈川県横須賀市
- 職業:マネジメント会社の代表(hide関連の事業を統括)
- 著書:「兄弟 追憶のhide」
表舞台に立つことはほとんどありませんが、兄・hideさんの作品やイベントを守り続ける存在として、ファンからの信頼も厚い人物です。
◆ hideと裕士さんは「似てない」のか?
インターネットで「松本裕士 似てない」と検索されることがあるほど、二人の容姿は比較されてきました。
- hideさん:派手なメイクやヘアスタイル、ステージ衣装が印象的
- 裕士さん:ナチュラルで落ち着いた雰囲気の一般人に近い姿
表面的には似ていないように見えますが、幼少期の写真を比較すると、笑顔や表情に共通点があると指摘されています。つまり、ステージ上のhideさんを基準にすると違いが目立ちますが、素顔の部分では「やはり兄弟」と感じさせる面影が残っているのです。
◆ 父・松本満さんの死去
2025年9月24日、裕士さんの父・松本満さんが93歳で永眠されました。
裕士さんはX(旧Twitter)で次のように報告しています。
「父・松本満が兄のもとへ旅立ちました。最後は笑って見送りました。」
さらに、葬儀は近親者のみで執り行い、供花や贈り物の辞退を呼びかけています。父の人柄については「楽しいことが大好きだった」と語り、家族に見守られながら穏やかな最期を迎えたことが伝えられました。
◆ 死因や病気は?
気になるのは父・満さんの死因です。報道では病名や具体的な持病については公表されていません。
ただし、93歳という高齢であることから、老衰もしくは高齢に伴う疾患である可能性が高いと考えられます。
一般的に90歳を超えると、心臓や呼吸器系の機能低下、または認知症を含む加齢性の疾患で亡くなるケースが多く見られます。いずれにせよ、「大往生」に近い旅立ちだったといえるでしょう。
◆ 松本裕士さんの現在の活動
hideさんが1998年に急逝してから四半世紀が経過しましたが、裕士さんは以下のような活動を続けています。
- マネジメント会社の代表としてhide関連の権利や活動を管理
- イベントやライブの企画(命日イベントや追悼ライブなど)
- 書籍執筆:「兄弟 追憶のhide」を出版
- 映画化監修:著書をもとにした映画『TELL ME ~hideと見た景色~』(2022年公開)
兄の思い出を後世に伝えるため、裏方として献身的に活動しているのが特徴です。
◆ 幼少期の兄弟エピソード
裕士さんはインタビューで、兄と過ごした少年時代をこう語っています。
- 両親が共働きだったため、兄弟で過ごす時間が多かった
- 家には常にお菓子が置かれていて、二人ともぽっちゃり体型だった
- hideさんは小さい頃からユーモアにあふれ、周囲を楽しませていた
こうしたエピソードは、hideさんの独特なキャラクターや音楽的感性のルーツにもつながっているのかもしれません。
◆ ファンが抱く「似てない」の印象と本当の兄弟像
hideさんはカリスマ性の強い存在であり、ビジュアル面でも強烈な印象を残しました。一方、裕士さんは表舞台に出ないため、二人を並べて「似ていない」と感じるファンが多いのも自然なことです。
しかし、血を分けた兄弟としての絆や、幼少期の面影を知る人々からは「やっぱり兄弟」と言われることも少なくありません。似ているか似ていないかよりも、互いに強く影響し合い、支え合ってきた関係性こそが重要だといえるでしょう。
◆ まとめ:父の旅立ちと、兄の記憶を守る弟
今回の記事を整理すると:
- 松本裕士さんはhideの実弟で、現在はマネジメント会社の社長を務めている
- 見た目は「似ていない」と言われるが、幼少期の写真を見ると面影が共通している
- 父・松本満さんは2025年9月24日に93歳で逝去、死因は非公表ながら大往生だった可能性が高い
- hideの遺志を継ぎ、書籍や映画、イベントなどを通じてファンと兄の思い出を共有し続けている
父を失った悲しみの中でも、裕士さんがこれからもhideの足跡を守り続けることは間違いありません。彼の存在がある限り、hideというアーティストの魂はこれからも多くの人々に届き続けるでしょう。
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