【博衣こより(ホロライブ)】X炎上理由なぜ?何があったのか解説!

2025年11月、人気VTuber「博衣こより」さんをめぐるSNS上の騒動が、X(旧Twitter)を中心に大きな話題となりました。ホロライブ6期生として活躍し、ファンから「助手くん」と呼ばれる支援者に支えられている彼女は、これまでにも幾度となく話題を呼んできましたが、今回は少し様相が異なります。

単なる配信後のファンとのやり取りが、数日間にわたる炎上へと発展した背景には、配信者とリスナーとの距離感、SNSにおける発信の難しさ、そして“誹謗中傷と感想の境界線”という現代的なテーマが色濃く影を落としています。

本記事では、騒動の経緯とその背景、博衣こよりさんの対応、ファンや世間の反応、さらにはVTuber業界が抱える課題まで、整理して解説します。


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■そもそも博衣こよりとは?ホロライブの努力家VTuber

博衣こよりさんは、カバー株式会社が運営する大手VTuber事務所「ホロライブ」に所属する6期生。2021年末にデビューして以来、活発な配信活動と多彩な企画力、そしてゲームプレイに対する真剣な姿勢がファンに支持されています。

かわいらしい見た目とは裏腹に、配信の準備や実況内容に高いクオリティを求め、自ら編集や構成を担うなど“仕事にストイックなタイプ”。とりわけRPGの配信ではストーリーへの理解を深めるために長時間配信をこなすこともしばしば。ファンからは「真面目」「全力投球型」として評価されてきました。

しかし今回の炎上では、その「真剣さ」や「本気で向き合う姿勢」が、思わぬ形で裏目に出てしまったのです。


■炎上のきっかけ:たった一つの感想ポスト

事の発端は2025年11月初旬。こよりさんが配信していたのは、ファンからの評価も高い名作RPG『ファイナルファンタジータクティクス』。ゲームの奥深いストーリーや戦略性が魅力の本作に対して、ある視聴者が自身のXアカウントに感想を投稿しました。

「ストーリーの読み込みが浅いように感じる。表面的な印象を受ける。好きな作品だからこそ気になる」

投稿したのは一般ユーザー。いわゆる「アンチ」ではなく、ゲームのファンとして率直な感想を述べたものであり、誹謗中傷とまではいえない表現でした。

しかし、このツイートが本人である博衣こよりさんの目にとまり、反応を示したことから状況は一変します。


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■本人の反応:リプライで火が付いたネット論争

こよりさんは、該当ポストを引用する形で以下のような返信を投稿しました。

「とっても深く楽しんでるよ!FFTもすごくすごく噛み締めて楽しかったよ😌上っ面だけ見て評価するのやめてね♡」

この発言が、「煽り」「皮肉」と受け取られてしまったのです。

ファンからは「誠意ある対応」「誤解を解きたかっただけ」と擁護する声が上がる一方で、中立や外部のユーザーからは「攻撃的」「感想にいちいち噛みつくのは余裕がない」といった批判が広まりました。

さらに問題を複雑化させたのが、この投稿に過剰反応した一部のファンたちの存在でした。


■“ファンネル問題”:ファンの暴走とアカウント削除

こよりさんを支持するファン、通称「助手くん」たちの中には、感想を投稿したユーザーに対して執拗な批判リプライや引用リツイートを行う者も現れました。

  • 「お前が何様だよ」
  • 「アンチのくせに見に来るな」
  • 「傷つけておいて被害者ヅラか?」

こうした過剰な攻撃により、投稿主はアカウントを削除。これにより一層ネット上では「博衣こよりファンの圧力が強すぎる」「信者ビジネスの弊害」といった批判が高まり、炎上は加速しました。


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■こより本人の“お気持ち表明”が再炎上に?

炎上拡大を受けて、こよりさんは自身のXに長文ポストを投稿。いわゆる“お気持ち表明”で、自身の心境と今後のスタンスを丁寧に説明しようと試みました。

「私は一人の人間で、誹謗中傷に傷つきます」
「法務部にも相談しています」
「配信を楽しんでる気持ちを否定されたくなかっただけ」

内容は真摯で、批判ではなく自己防衛と受け取れるものでしたが、「長文」「タイミング」「言葉の選び方」がさらなる波紋を呼びました。

  • 「これって、結果的に火に油じゃない?」
  • 「被害者アピールみたい」
  • 「普通の感想も言えない時代なの?」

一部では共感も得ていましたが、「言論の自由を奪うように見える」といった指摘も相次ぎ、第二波とも言える“お気持ち炎上”へと発展します。


■ホロライブ運営の対応は?沈黙と疑問

こうした騒動の中で、ファンや視聴者の間では「ホロライブ運営は何をしているのか?」という疑問の声も出ています。

これまでVTuber業界では、炎上時に運営が声明を出すことで事態が収束した例もありますが、今回の件についてはホロライブ公式からのアナウンスは2025年11月6日時点で出ていません

この沈黙がさらなる不安や苛立ちを呼び、

  • 「本人を矢面に立たせていいの?」
  • 「メンタルケアは?」
  • 「また同じような構造になるのでは?」

といった声も広がりました。


■過去の炎上と共通点は?“感情表現”との付き合い方

こよりさんはこれまでもいくつか炎上や騒動を経験しています。

● もやしディナー事件(2023年末)

有馬記念で大敗した後、「48円のもやし炒め」の写真を投稿し「年収あるのに貧乏アピール?」と物議に。しかしファンとの“もやしレシピ選手権”で見事に鎮火。

● RUST配信中の“ガチギレ”(2022年)

ゲーム内のトラブルで感情的になった場面が切り抜かれ炎上。しかし後日、謝罪とフォローで関係修復。

● 配信休止と心身の不調(2024年)

「ご飯が喉を通らない」「精神的にしんどい」と語り活動休止。一部に「甘え」の批判もあったが、大多数は応援の声。

今回の騒動も、「感情の表現」が火種となっており、“まじめで繊細な彼女の性格”が良くも悪くも表に出た形と言えます。


■ファンの声は二分──「擁護」と「苦言」

こよりさんを長年応援してきたファンの間でも、今回の件に関しては意見が割れています。

  • 「真剣だからこそ、感想も気になるんだろう」
  • 「気持ちはわかるけど、スルー力も必要」
  • 「ファンネル問題は対処すべきだった」

といった、冷静かつ建設的な声が目立ちます。一方で、誹謗中傷にまで発展した一部の発言については、こよりさんもファンも「誰かを守りたかっただけ」と見る向きもあり、善悪を明確に線引きするのが難しいのが現状です。


■まとめ:この炎上は「誰の責任」なのか?

今回の騒動は、単なる“言い合い”や“叩き”とは異なり、VTuberとリスナー、そしてSNSという環境が抱える構造的な課題が浮き彫りになった事例でした。

  • 発言者の意図と受け取り手の認識のギャップ
  • ファンによる過剰反応の連鎖(ファンネル現象)
  • 運営側の対応の遅れとメンタルサポートの欠如
  • 感想と誹謗中傷の線引きの曖昧さ

どれか一つではなく、すべてが複合的に絡み合い、「ちょっとしたすれ違い」が大炎上へと変貌したと言えるでしょう。

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