ドラマ・情報番組への出演歴を持つ女優でありながら、現在は画家としても脚光を浴びている**松宮なつ（まつみや なつ）**さん。優れた美的感覚と、自己表現に対する一途な姿勢が話題を呼び、「一体何者？」と注目を集めています。
本記事では、彼女の出身校や芸能界入りのきっかけ、現在の活動内容や私生活の変化まで、松宮なつさんの魅力を多角的に掘り下げてご紹介します。
■プロフィール概要
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 松宮 なつ（まつみや なつ） |
| 生年月日 | 1991年4月8日 |
| 出身地 | 神奈川県横浜市 |
| 身長 | 非公開（推定160cm前後） |
| 所属事務所 | 松竹エンタテインメント |
| 職業 | 女優・画家 |
| 配偶者 | 立田悠悟（Jリーガー・元日本代表） |
■学歴｜育ちの良さがにじむ名門校出身
松宮さんの学歴をたどると、知性と品格を感じさせるバックボーンが見えてきます。
◯ 中高一貫教育の東京女学館で基礎を培う
彼女は東京女学館中学校・高等学校の出身です。歴史ある女子校として知られる同校は、礼儀作法や内面の美しさを重んじる教育方針を掲げ、多くの文化人や著名人を輩出してきました。
思春期をこのような教育環境で過ごした松宮さんは、自然と落ち着きのある所作や言葉遣いを身につけ、芸能界でも一目置かれる存在に。
◯ 学習院大学でフランス文化を専攻
高校卒業後は学習院大学文学部 フランス語圏文化学科に進学。語学力に加え、ヨーロッパの芸術や文学、歴史への造詣を深めたようです。のちの画家活動にもつながる“美”への感受性は、この時期に養われたと考えられます。
在学中には「ミス学習院2012」でグランプリを獲得。知性と美貌を兼ね備えた“才色兼備”の女性として、キャンパス内外で注目の的となりました。
■芸能界入りの経緯｜就活中の思わぬ展開
松宮さんは大学3年の終盤、周囲に勧められてミスコンにエントリー。見事優勝したことが、人生の転機となりました。
もともとは広告業界など、クリエイティブ系の職種を目指して就職活動をしていたそうですが、「芸能事務所からのスカウト」が舞い込んだことで、思い切って芸能の道を選ぶことになります。
彼女が最初に所属したのはワタナベエンターテインメント。同事務所といえば、アナウンサー系タレントや情報番組で活躍する女優が多く在籍していることで知られ、松宮さんにもピッタリの環境だったのでしょう。
■芸能界での活動歴｜テレビから配信番組まで
芸能デビュー後は、情報番組やネットメディアを中心に活動の幅を広げていきました。
◯ 情報番組「シューイチ」で初のレギュラー
日本テレビ系の朝の情報番組『シューイチ』では、**「シューイチガールズ」**としてレギュラー出演。明るく清潔感のあるキャラクターで、朝の番組にふさわしい存在感を発揮しました。
◯ ネット番組「ワタ＠アメ！」では芸人MCの補佐役に
配信番組『ワタ＠アメ！』では、ハライチ、我が家、ザブングル、ロッチといったお笑い芸人たちと共演。進行アシスタントとして、芸人たちの掛け合いにうまく溶け込みながら、バラエティ適性も発揮しています。
◯ 俳優としての活動も
女優としてもテレビドラマ『教場』（フジテレビ開局60周年記念作品）に出演。限られた出演ながらもインパクトを残し、存在感のある演技が好評を博しました。
■芸能活動の停滞と、創作への目覚め
順調に見えた芸能人生にも、徐々に変化が訪れます。仕事の量が減り始め、周囲の友人たちが安定した社会人生活を送る中、自分の将来に迷いを抱くようになったといいます。
「何のために表現しているのか」「このまま続けて良いのか」――。そうした葛藤の中で、彼女がたどり着いたのが、“絵を描く”ことによる自己表現でした。
■画家としての転機｜趣味が仕事へと変化した瞬間
もともと趣味で油絵を描いていた松宮さん。その作品が偶然、ある大物アーティストの目に留まることに――。
2018年、アメリカの人気シンガーオースティン・マホーンのライブで、彼女の油彩作品がビジュアルとして採用されるという、まさかの展開が起こります。
当時は画廊でアルバイトをしていたという松宮さん。偶然、彼女の絵を見たスタッフがマホーン側に紹介し、トントン拍子でライブビジュアルに使用されることが決まったそうです。
この出来事が大きな自信となり、「もっと多くの人に、自分の表現を届けたい」と画家活動を本格化。2023年には東京・渋谷で2度目となる個展『なつの涼風展』を開催し、観客や業界関係者から高い評価を受けました。
テニス界のスター選手錦織圭さんも彼女の作品を称賛したことが話題となり、芸能界とは別の道でも注目される存在となっています。
■結婚｜夫は元日本代表DF・立田悠悟選手
2025年11月、松宮なつさんはサッカー元日本代表で現在Jリーグ・ファジアーノ岡山に所属する立田悠悟（たつた ゆうご）選手との結婚を発表しました。
SNSでは、2人が並ぶ幸せなツーショットも公開。結婚報告の中で松宮さんは、
「情熱的で真っ直ぐな彼の姿に日々刺激を受けています。大きな優しさに包まれて、安心できる存在です」
と語っており、互いにリスペクトし合いながら人生を歩む姿が印象的です。
結婚後も表現者としての挑戦は継続中。俳優業、創作活動のどちらにも力を入れていく意志を明かしており、家庭とキャリアを両立させる“令和の女性像”としても注目を集めています。
■まとめ｜肩書きにとらわれない柔軟な自己表現者
松宮なつさんは、決して一本道ではない人生を歩んできました。
- ミスコンから芸能界へ
- 表舞台から一時後退
- 絵画という新たな才能で再出発
- 自分らしい結婚と仕事の両立
というように、環境や立場の変化に柔軟に対応しながら、「自分のやりたいこと」を追い続ける姿勢は、同世代の女性たちからも大きな共感を呼んでいます。
今後もテレビ・アート・書籍など、ジャンルを超えて活躍の場を広げていくことは間違いないでしょう。
最後に一言
“何者でもない自分”を恐れず、“自分らしさ”を大切にする――。松宮なつさんの生き方は、そんな現代的なメッセージを私たちに投げかけているのかもしれません。
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