2026年1月、長年にわたり音楽界で活躍してきたフォークシンガー・松山千春さんが、自身のラジオ番組『松山千春 ON THE RADIO』(FM NACK5)にて発した言葉が、今多くの音楽ファンの間で注目を集めています。
彼は昭和の大スターであり“歌謡界の女王”と称された美空ひばりさんについて、「別格」と評した上で、こんな発言をしています。
「(彼女のような)女性歌手は、もうなかなか出てこない。でも男性は、もう出ている。誰とは言いませんけどね」
さらに、日刊スポーツの記事(2025年10月13日掲載)では、より踏み込んだ言葉も確認できます。
「こんなこと俺が言うのもなんだけど、俺と五分張るくらいうまいって、いつも思ってるよ」
つまり、松山さん自身が、美空ひばりさんと“互角のレベル”であると自負していることも明らかにしたのです。これは単なるリップサービスではなく、長年プロとして舞台に立ち続けてきた彼だからこそ語れる、自己評価と敬意の交差する発言だと言えるでしょう。
■ 美空ひばりは“別格”。松山千春の敬意と対等の自負
松山千春さんは、長きにわたり日本の音楽界の一線で活動してきたシンガーソングライター。ラジオ内で美空ひばりさんの代表曲『ひばりの佐渡情話』を取り上げ、
「曲がなんであれ、声だけで“あっ、ひばりさんだ”と分かる。その声に魂があるんだよな」
と絶賛しました。
ただそれだけではなく、「俺と同じくらい上手いと思っている」とまで語ったことは非常に興味深いポイントです。
この発言には、「美空ひばりのすごさを十分理解したうえで、プロとして自分もそこに並んでいる」という誇りと覚悟が感じられます。
■ 「ひばり超えの男性歌手」はすでに登場している?
松山さんは番組内で、女性歌手では美空ひばりさんを超える存在はなかなかいないとした一方で、
「男性では、もうすでに現れています。誰かは言いませんけど」
という気になる一言を残しています。
名前こそ出さなかったものの、この発言をきっかけにネット上では「誰のことを指しているのか?」と話題騒然。X(旧Twitter)では、リスナーたちによる“推理合戦”が始まりました。
■ SNSで浮上した“候補者”たち
ここからは、松山さんが語った“ひばり超えの男性歌手”として、ネットで名前が挙がっている有力な候補をいくつかご紹介します。
◉ 候補①:藤井風
現在の日本音楽シーンで最も注目されている若手のひとり、藤井風さん。
・音楽センス
・圧倒的なピアノ演奏技術
・感情を引き出す歌唱表現
・グローバルな言語感覚
これらを兼ね備えた存在であり、令和の象徴的アーティストとも言われます。
松山さんが過去に「すごく良い」と語っていたとの話もあり、最有力候補と見られています。
◉ 候補②:平井堅
安定した歌唱力と抜群の表現力を誇る、ベテランシンガー平井堅さんも候補のひとりです。
特にバラードにおける「心に響く歌声」は松山さんの評価基準に通じるものがあり、「彼の歌には説得力がある」と称賛したこともあるとの情報も。
◉ 候補③:森山直太朗
“さくら(独唱)”の大ヒットで知られる森山直太朗さんは、舞台や文学的な感性も併せ持つ稀有なシンガー。
彼の独特の歌声と叙情的な表現は、聴く人の感情に訴えるタイプで、松山千春が重視する「魂の歌」との親和性が高い存在です。
■ なぜ松山千春は“名前を伏せた”のか?
松山さんは歯に衣着せぬ発言でも知られる人物。しかし、今回に限っては具体的な名前を出していません。
その理由としては、以下のような配慮や演出が考えられます。
- 対象となる歌手がまだ若く、「ひばり超え」と言われることでプレッシャーになる可能性
- ファンの自主的な“考察”を促し、より深く音楽と向き合ってほしいという意図
- 本人との関係性に配慮しての“優しさ”
どれも、長年リスナーと向き合ってきた松山さんらしい姿勢と言えるでしょう。
■ 松山千春が考える「本当にうまい歌手」とは?
松山さんの中での“上手い歌手”とは、単に音程や技術の巧みさを競う存在ではありません。
「人の心を動かす歌が歌えるかどうか」
ここに尽きるのです。
たとえ多少音程を外していても、感情のこもった歌には聴く人の涙を誘う力があります。そして、そうした“表現力の核心”を持っていたのが、美空ひばりさんであり、松山さん自身であり、今回彼が語った“誰か”なのでしょう。
■ 総まとめ:「俺と五分」「超える男性歌手」の真意
今回のラジオ発言を総合すると、松山千春さんは以下のようなメッセージをリスナーに伝えたかったのではないでしょうか。
- 美空ひばりのような魂を乗せた歌声は、今の時代にも必要だ
- そのレベルに達した男性歌手はすでに現れている
- 自分自身も、プロとしてその“領域”にいる自負がある
「ひばりさんと五分五分」と言い切ったこと、「俺が言うのもなんだけど…」と照れながらも語った姿には、表現者としての確固たる矜持がにじみ出ていました。
■ あなたにとっての“別格の歌手”は誰ですか?
結局のところ、音楽とは“聴く人の心”に届くかどうかがすべてです。
誰が“美空ひばり超え”なのかは、人によって違うでしょう。それこそが音楽の自由さであり、魅力でもあります。
今回の松山千春さんの発言は、私たち自身が「自分にとっての本物」を考えるきっかけを与えてくれたのかもしれません。

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