国民的アニメ『サザエさん』でイクラちゃんの声を長年担当し、多くの視聴者に親しまれてきた声優・桂玲子さんが2026年2月22日に亡くなりました。
突然の訃報に、アニメファンや業界関係者からは悲しみの声が広がっています。
桂玲子さんは半世紀以上にわたり声優として活躍し、日本のアニメ文化を支えてきた存在でした。
本記事では、桂玲子さんの死因や病気、これまでの経歴、そして夫や子供などの家族構成について詳しくまとめていきます。
桂玲子が死去…死因は誤嚥性肺炎による呼吸不全
2026年2月22日午前9時33分、声優の桂玲子さんが東京都内の病院で亡くなりました。
享年89歳でした。
所属事務所の発表によると、死因は誤嚥性肺炎による呼吸不全とされています。
誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液などが誤って気管に入り、それによって肺に炎症が起きる病気です。特に高齢者に多く見られる症状として知られています。
高齢になると飲み込む力(嚥下機能)が弱くなるため、食べ物が気管に入りやすくなります。
それによって肺炎を引き起こし、重症化すると呼吸不全につながるケースも少なくありません。
桂玲子さんも晩年は高齢ということもあり、体調を崩していた可能性があります。
なお葬儀や通夜は、遺族の意向により近親者のみで執り行われたと発表されています。
桂玲子のプロフィール
まずは桂玲子さんの基本的なプロフィールを見ていきましょう。
名前:桂玲子(かつら れいこ)
本名:金内玲子
出身地:福岡県福岡市
生年月日:1940年2月8日
職業:声優
所属:東京俳優生活協同組合
子供からお年寄りまで、多くの人が声を聞けばすぐに思い浮かぶ存在でした。
特に有名なのが、アニメ『サザエさん』のイクラちゃん役です。
イクラちゃんの「ハーイ」「チャーン」「バブー」という独特のセリフは、日本の家庭で長年親しまれてきました。
桂玲子さんは1970年代からこの役を担当し、50年以上にわたって同キャラクターを演じ続けたことで知られています。
そのほかにも
・ヤッターマン:オモッチャマ
・一休さん:さよちゃん
・巨人の星 など
数多くの作品に出演し、声優界を代表する人物の一人として活躍しました。
幼い頃から人前で表現することが好きだった
桂玲子さんは福岡県福岡市で生まれ育ちました。
幼い頃から、人前で何かを披露することが好きな性格だったといいます。
特に中学生の頃には新舞踊に夢中になり、地元の祭り「博多どんたく」では父親と一緒に街中で踊りを披露することもあったそうです。
高校では演劇部に所属し、本格的に舞台経験を積みました。
当時から表現することの楽しさに魅了されていたようです。
高校卒業後は、地元の放送局の劇団に入団。
ラジオドラマなどに出演しながら、演技の経験を積んでいきました。
これが、後に声優として活躍するための大きな基盤となりました。
上京をきっかけに声優の道へ
その後、俳優である金内喜久夫さんの上京をきっかけに、桂玲子さんも東京へ移ります。
文学座の研究所の試験を受けたところ、見事合格。
舞台や演技の世界に本格的に足を踏み入れました。
当初は舞台や映像の仕事をしていましたが、やがてアフレコの仕事をするようになります。
ロケなど遠方での仕事をあまり引き受けなかったこともあり、次第に声の仕事が中心の活動になっていきました。
こうして桂玲子さんは、声優として長いキャリアを築いていくことになります。
結婚した夫は俳優・金内喜久夫
桂玲子さんは、俳優の**金内喜久夫(かねうち きくお)**さんと結婚しています。
金内喜久夫さんは舞台を中心に活躍した俳優で、演劇界ではよく知られた人物でした。
文学座などで活動し、数多くの舞台作品に出演しています。
同じ演劇の世界で活動していた二人は、仕事を通じて知り合い結婚したといわれています。
夫婦ともに芸能界で活動する“演劇一家”のような関係でした。
なお金内喜久夫さんは2020年に亡くなっており、桂玲子さんはその後も声優活動を続けていました。
長年連れ添った夫の死後も仕事を続けていたことから、仕事に対する強い情熱を持っていたことがうかがえます。
桂玲子に子供はいる?
桂玲子さんの家族について調べると、子供に関する公表された情報はほとんどありません。
そのため
・子供はいない
・または一般人のため非公開
のどちらかである可能性が高いと考えられています。
芸能人の場合、家族が一般人であるとプライバシー保護のため情報を公表しないケースも珍しくありません。
そのため、桂玲子さんの子供についても詳細は明らかにされていないのが現状です。
長年愛された「イクラちゃん」の声
桂玲子さんの代表作といえば、やはり『サザエさん』のイクラちゃんです。
イクラちゃんは言葉が少ないキャラクターですが、
・ハーイ
・チャーン
・バブー
というセリフだけで感情を表現する、非常に特徴的な役です。
セリフが少ないからこそ、声のニュアンスやタイミングが重要になります。
桂玲子さんは、場面ごとに微妙な違いをつけて演じることでキャラクターに命を吹き込んでいました。
この独特の演技によって、イクラちゃんは日本中の人々に愛されるキャラクターとなりました。
半世紀以上同じ役を担当し続けたことからも、その存在の大きさが分かります。
日本のアニメ史に残る声優
桂玲子さんは、長年にわたり声優界を支えてきたベテランの一人でした。
特に子ども役や赤ちゃん役を演じることが多く、その愛らしい声は多くの作品で活躍しました。
一方で舞台では年配の役を演じることも多く、幅広い役柄をこなす実力派として知られていました。
アニメが今ほど一般的ではなかった時代から活動し、日本のアニメ文化の発展を支えてきた功績は非常に大きいといえるでしょう。
まとめ
今回は、声優・桂玲子さんについて
・死因や病気
・これまでの経歴
・夫や子供などの家族構成
について紹介しました。
桂玲子さんは、国民的アニメ『サザエさん』のイクラちゃん役を50年以上演じ続け、日本中の人々に親しまれてきました。
2026年2月22日、誤嚥性肺炎による呼吸不全で89歳の生涯を閉じましたが、その声は多くの人の記憶に残り続けることでしょう。
長年にわたり日本のアニメを支えてきた桂玲子さん。
その功績と温かい声は、これからも語り継がれていくに違いありません。
心よりご冥福をお祈りいたします。

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