広島市の市立小学校で校長が113万円余りを横領していたことが発覚し、2025年2月10日付で懲戒免職処分が下されました。
校長は、競輪やパチンコの資金にするために26回にわたって不正に引き出していたとされています。
本記事では、この横領事件を起こした校長の名前や勤務先の学校、顔画像の有無について詳しくまとめました。
広島市立小学校で横領事件が発生!その詳細とは?
広島市教育委員会の発表によると、今回の事件を起こしたのは広島市立毘沙門台小学校の校長・岡本達朗氏(59歳)です。
彼は、県内の小学校教員らが所属する「広島県小学校教育研究会」で会計を担当していました。
しかし、昨年(2024年)5月から9月にかけて、団体の預金口座から計26回にわたって113万円余りを不正に引き出し、私的に流用していたことが判明しました。
この団体では、本来ならば各部会へ分配金を支払う仕組みになっていましたが、「支払われていない」との指摘が関係者からあったことで、不正が発覚しました。
【特定】横領を行った校長がいる広島市立小学校は?
今回の事件の舞台となったのは、広島市安佐南区にある広島市立毘沙門台小学校です。
広島市立毘沙門台小学校の基本情報
- 所在地:広島県広島市安佐南区毘沙門台
- 設立:1979年(昭和54年)
- 教育目標:「自ら学び、心豊かで、たくましく生きる子どもの育成」
- 生徒数:およそ500名
安佐南区は広島市の中でも比較的住宅街が広がる地域で、ファミリー層が多く住むエリアとして知られています。そのため、今回の校長による横領事件は、地域住民にとっても衝撃的なニュースとなっています。
岡本達朗校長の名前や顔画像は?
【名前】
今回の事件で懲戒免職となったのは、広島市立毘沙門台小学校の校長・岡本達朗氏(59歳)です。
【顔画像】
現時点では、岡本達朗氏の顔写真(顔画像)は報道されていません。
一般的に、公務員の不祥事が報道される場合、事件の重大性によっては顔画像が公開されることもあります。
しかし、今回は刑事告訴が行われなかったため、顔写真の公開はされていない可能性が高いです。
岡本校長の横領の動機は?
岡本氏は教育委員会の調査に対し、「競輪やパチンコの資金に充てるために横領した」と供述しています。
さらに、「校長としても人としてもやってはいけないことをしてしまった。多くの人に迷惑をかけて申し訳ない」
と謝罪の言葉を述べたとされています。
しかし、公立小学校の校長という立場でありながら、自ら会計を管理している団体の資金を着服するという行為は、社会的な信頼を大きく損なうものです。
横領の発覚はどうして?
今回の横領事件は、岡本氏が所属していた「広島県小学校教育研究会」の下部組織の一部から、「分配金が支払われていない」との指摘があったことで発覚しました。
1月に事務局長が調査したところ、不正な引き出しが26回にわたって行われていたことが確認されました。
広島市内の教育関係者の反応
今回の事件を受け、広島市内の保護者や教育関係者の間では、以下のような声が上がっています。
- 「学校の校長が横領するなんて信じられない」
- 「教育現場のトップが倫理観を欠いているのは問題」
- 「刑事告訴しないのは甘いのでは?」
- 「子どもたちにどう説明すればいいのか…」
特に、刑事告訴が行われなかったことに対しては、「責任が軽すぎるのでは?」と疑問視する声もあります。
まとめ
今回の事件のポイントを改めて整理すると、
✅ 横領を行ったのは広島市立毘沙門台小学校の岡本達朗校長(59歳)
✅ 会計担当として管理していた団体の預金から、26回にわたって113万円余りを不正に引き出し
✅ 資金の使途は競輪やパチンコ
✅ 横領発覚後、全額弁済済み
今後、教育委員会がどのように再発防止策を講じるのか、そして市民の信頼回復に向けた対応が求められます。
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