竹部さゆり女流棋士が2025年のJT杯での失言をきっかけに炎上騒動を起こし、大きな話題となっています。
彼女は謝罪のうえで1年間の公務自粛を発表しました。
なぜここまで騒ぎが広がったのか。
その背景や発言内容、そして彼女の家庭(夫や子供)について詳しく整理します。
◆竹部さゆりとは?プロフィールと経歴
まずは竹部さゆりさんの基本情報を整理します。
- 名前:竹部 さゆり(たけべ さゆり)
- 旧姓:木村
- 生年月日:1978年6月4日
- 出身:神奈川県横浜市
- 師匠:伊藤果 七段
- 所属:日本将棋連盟 女流棋士番号37(のち19)
- 異名:リサリサ先生(独特のキャラクターから)
将棋を始めたのは8歳の頃。アマ四段の腕を持つ父親に鍛えられ、小学生の時から頭角を現しました。中学生時代には「奨励会三人娘」と呼ばれ、矢内理絵子さんらとともに注目されます。
1995年に奨励会を退会後、女流棋士として正式にプロ入り。以降、順調に昇級を重ね、2003年に女流三段に到達しました。
2002年には映画『とらばいゆ』に女流棋士役で出演するなど、将棋界の外でも活躍。2014年にはテレビ番組『アウト×デラックス』出演で、その“自由奔放で破天荒なキャラクター”が話題となりました。
◆JT杯での炎上発言とは?
問題が起きたのは2025年のJTプロ公式戦。竹部さんは聞き手を務めていました。
▷具体的な発言内容
X(旧Twitter)上の目撃談によると、竹部さんは対局中に**「A八段がバツイチである」**というプライベートな話題を突然披露。
「2年前に彼が離婚していたことを知った」
といった個人情報をネタとして話し始めたのです。
解説の中村九段が「さすがにやめましょう」と制止したものの、竹部さんはしばらく話を続けてしまい、会場の空気は一気に凍りつきました。
観客やAbemaで視聴していたファンからも「不快」「場違いすぎる」といったコメントが殺到。
▷過去にも“やらかし”があった?
実は竹部さん、過去にもイベントやブログで“毒舌発言”が問題になったことがあり、自ら「ブログキャンプファイヤー(炎上)」と呼んでいたほど。
今回の件は「またか」と受け止められ、批判が倍増した面もあります。
◆謝罪と1年間の公務自粛
この騒動を受けて竹部さんはすぐに謝罪。
- 対局に直接関わらない公務(聞き手やイベント出演など)を1年間自粛
- 対局そのものは継続
という対応が発表されました。
女流棋士としての実力やキャリアは評価されていただけに、「残念」「もったいない」という声が多く、将棋ファンにとっても複雑な出来事となりました。
◆なぜ問題視されたのか?
この失言が強く非難されたのには理由があります。
- 対局中の緊張感を壊した
→ 公平性・集中力が大事な場で、関係ない話題を持ち出すのはNG。 - プライベート情報の暴露
→ 本人が公表していない情報をネタにしたことは、人権・モラルの観点でも大問題。 - 過去からの“前科”
→ 以前から炎上を繰り返していたため、批判が一気に噴出。
◆竹部さゆりの家族構成:夫や子供は?
では、竹部さん自身の家族についても整理しておきましょう。
▷夫(旦那)
2001年に結婚。旧姓の木村から竹部に姓を改めています。
夫は一般人であり、職業などの詳細は公表されていません。
▷子供
お子さんについても詳しい情報は非公開ですが、結婚から年数が経っているため、家庭を持ちながら棋士活動を続けていると考えられます。
竹部さんは家庭を守りつつ、棋士・タレントとして活動してきたバランス型の女性とも言えます。
◆炎上キャラと“愛されキャラ”の境界線
竹部さんは「リサリサ先生」という異名に象徴されるように、独自の言動で人々を楽しませてきました。
- 破天荒でユニーク
- 人懐っこく明るい
- でも時に“毒舌”が行き過ぎる
というキャラクターは、メディアでは重宝される一方で、将棋界の公的イベントには向かない部分がありました。今回の件は、その“両面性”が悪い方向に出たといえます。
◆ファンや世間の声
Xなどで見られた意見をまとめると次の通りです。
- 批判的意見
「人の離婚歴を笑い話にするのは最低」
「聞き手の役割を理解していない」 - 擁護の声
「悪気はなかったと思う」
「彼女らしいとも言える」 - 冷静な意見
「今回を教訓にすればいい」
「棋士は言葉選びもプロ意識を持つべき」
◆今後の展望は?
1年間の自粛期間を経て、竹部さんが再び公務に戻れるかは未定です。
ただし、将棋界には彼女を支持するファンも多く、「もう一度チャンスを」との声もあります。
一方で、再び同じことを繰り返さないためにも、発言に慎重さを身につけられるかが大きな課題となるでしょう。
◆まとめ
- JT杯で対局者の離婚歴を突然ネタにしたことで炎上
- 解説者に制止されるも話を続けてしまい批判殺到
- 謝罪し、対局以外の公務を1年間自粛
- 2001年に結婚、夫は一般人・子供の情報は非公開
- 過去にも炎上歴あり、“毒舌キャラ”が裏目に出た形
竹部さゆりさんは、才能と個性を兼ね備えた女流棋士であると同時に、言葉の使い方ひとつで評価を失うリスクも抱えています。今回の件を乗り越え、今後どのように将棋界やメディアで活躍していくのか、注目が集まります。
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