2025年10月、兵庫県尼崎市で開業していた耳鼻咽喉科の院長が、女性患者に対して不適切な行為を行ったとして、重大な容疑で警察に身柄を拘束される事件が発生しました。
逮捕されたのは医師・瀬尾達(せお とおる)容疑者、63歳。
患者への信頼を裏切る行動に、地域社会は衝撃と怒りに包まれています。
この記事では、報道をもとに瀬尾容疑者の経歴や学歴、勤務していたクリニックの場所、さらにはSNSアカウントの有無までを多角的に掘り下げていきます。
■事件の概要:5年前の出来事が今になって露呈
警察の発表によると、問題となった行為はおよそ5年前にさかのぼります。
被害者は当時28歳の女性で、容疑者が運営するクリニックに通院していました。
診察中に薬剤のようなものを投与され、意識や判断力を喪失した状態で抵抗できなくなったところを、性的な暴行を受けたとされています。
被害者の証言をもとに捜査が進められた結果、当時の院長である瀬尾容疑者が容疑者として浮上。
なお本人は、警察の取り調べに対し「記憶にない」と関与を否定しています。
一連の事実が発覚したのは、別件の薬品窃盗による逮捕がきっかけでした。
今年7月、瀬尾容疑者は同じ建物に入る薬局から糖尿病治療薬「リベルサス」7mgを不正に持ち出したとして、すでに逮捕されていたのです。
この捜査の中で、過去の重大な犯罪が明るみに出たという経緯があります。
■瀬尾達の顔写真は公開されているか?
事件報道では、逮捕された人物の顔写真がニュースに掲載されるケースが少なくありません。
とくに容疑が重大で、社会的影響が大きい場合、報道機関が顔画像を報じることもあります。
しかし、今回の瀬尾達容疑者については、2025年10月時点で顔写真は報道各社から公開されていません。
これは容疑段階であることや、被害者保護、そして刑事訴追の妨げにならないようにするための配慮とも考えられます。
なお、今後の捜査進展や起訴の可否によっては、新たな情報として顔画像が報道される可能性もあります。続報には注意が必要です。
■瀬尾容疑者の学歴:どこの大学を卒業したのか?
医師として耳鼻咽喉科を開業していた瀬尾容疑者ですが、出身大学や学位に関する具体的な情報は現在までに明らかになっていません。
ただし、医師免許を取得し、開業医として地域に根差していたことから、正規の医学教育課程を修了していることは間違いありません。
日本において医師になるには、大学の医学部(6年制)を卒業後、医師国家試験に合格する必要があります。報道されている活動地域が関西圏であることを踏まえると、関西圏にある大学出身である可能性もありそうです。
情報が入り次第追記していきます。
■クリニックの所在地と診療内容
報道によれば、瀬尾容疑者が運営していたのは兵庫県尼崎市七松町にある耳鼻咽喉科クリニックです。
地元の住民にはある程度知られていた存在で、長年地域医療を支えてきたとの声も一部で上がっています。
また、容疑者が薬を盗んだとされる薬局はクリニックと同じフロア、あるいはビル内にあったとされており、医療モール形式の施設に入居していた可能性があります。
利便性の高い立地にあるこのようなクリニックでは、日常的に多くの患者が訪れていたとみられます。
一方で、今回の事件により診療体制は大きな影響を受けていると考えられます。
すでにクリニックは閉鎖されている可能性もあり、現場では張り紙や告知などの対応がなされているかもしれません。
■SNSアカウント(Facebook・Instagramなど)の存在は?
現在、FacebookやInstagramなど主要なSNS上で「瀬尾達」という実名で活動しているアカウントは確認できていません。事件報道後、本人もしくは関係者がアカウントを非公開設定にした、あるいは削除した可能性も考えられます。
また、医師という職業柄、私生活や個人的な意見をSNSで発信することに慎重だった可能性もあります。とくに年齢的な観点からも、SNSを積極的に活用していたとは言いにくい世代であることも理由の一つでしょう。
なお、GoogleやTwitterなどで氏名を検索しても、現時点では事件に関連した報道が上位を占めており、それ以外の情報は見つかっていません。
■地域社会への衝撃と医療現場の信頼低下
地域密着型の医療機関における院長が重大な犯罪に関与したことで、地域住民は強い不安と失望を感じていることでしょう。長年にわたり診察を受けてきた患者やその家族にとって、信じられない出来事となっています。
さらに、このような事件は医療業界全体への信頼感にも影響を及ぼす恐れがあります。患者は医師に対して絶対的な信頼を置く傾向があるため、その信頼が裏切られたと感じた場合、医療機関の利用自体をためらうケースも考えられます。
今後は、こうした事態を防ぐための制度的整備や内部監査体制の強化、被害者の声を拾い上げる仕組みの構築が求められます。
■今後の動向と捜査の行方
現時点で、瀬尾容疑者は取り調べに対して「覚えていない」と話しており、容疑を全面的には認めていない状況です。しかしながら、薬物の投与を伴う性的暴行という極めて悪質な行為であることから、警察は慎重かつ継続的に捜査を進めています。
また、過去にも類似した手口での犯行がなかったか、余罪の有無についても調査が行われていると見られています。被害者保護の観点からも、丁寧かつ迅速な対応が求められる事件です。
■まとめ
瀬尾達容疑者の逮捕は、地域社会に大きな衝撃をもたらしただけでなく、医療機関に対する国民の信頼そのものを揺るがす出来事となりました。現在のところ顔写真や学歴などの詳細は報道されていませんが、今後の捜査や裁判の進展次第では、新たな情報が明らかになる可能性もあります。
引き続き、メディアや司法の対応を注視し、真相の解明と被害者救済が進むことを願うばかりです。
コメント