2025年、女子バレーボール界でその名を一躍有名にした若き逸材・秋本美空（あきもと みく）選手。春高バレーでの圧倒的な活躍に続き、ネーションズリーグでのシニア代表デビューを果たすなど、将来を担うエース候補として注目を集めています。
彼女の実力はもちろんのこと、その華やかな家系にも話題が集まっており、「父親は元バレー選手の山本辰生では？」「そっくりって本当？」「兄弟はどんな人？」といった疑問の声が多く寄せられています。
本記事では、秋本美空選手の家族構成を中心に、実父・山本辰生氏の情報、再婚によって迎えた現在の父親、兄弟姉妹の詳細について、わかりやすく紹介していきます。
◆ 華麗なるバレー家系のルーツとは？
秋本美空選手がバレーボールの世界で頭角を現した背景には、アスリートの血筋があります。彼女の実の母親は、大友愛さん。かつて女子バレーボール日本代表の主力選手として、ロンドンオリンピックでは銅メダル獲得に貢献した名選手です。
そして、注目すべきは彼女の父親――実父であるのが、かつてVリーグで活躍した元男子バレー選手の山本辰生（やまもと たつお）さんだという点です。
◆ 実父・山本辰生氏とは何者か？
山本辰生氏は、1976年生まれの大阪府出身で、現役時代は堺ブレイザーズに所属し、アウトサイドヒッターとしてチームの主力を担っていました。187cmという長身に加え、力強いスパイクと高い守備力で知られ、Vリーグファンには記憶に残る存在です。
2003年に室内バレーからビーチバレーへ転向し、アジアビーチバレー選手権で3位入賞という実績も持っています。引退後はバレーボールの指導者として後進の育成に携わるなど、競技界への貢献を続けています。
◆ 秋本美空は父親に似ている？SNSでも話題に
ネット上では、「秋本美空選手はお父さんに似ている」といった声が複数見られます。
確かに、公開されている山本辰生氏の若い頃の写真と秋本選手を比較すると、目元や鼻筋、顔の輪郭などがよく似ていることが分かります。母・大友愛さん譲りの高身長やアスリートらしい体格に加え、父親譲りの柔らかい表情が見られるという声もあり、遺伝の不思議さを感じさせます。
親子で競技種目は異なりますが、バレーボールという共通点と外見の類似から「まさに父のDNAを受け継いだ選手」とも評されています。
◆ 両親の離婚と、現在の家族構成
大友愛さんと山本辰生氏は、NECレッドロケッツでの活動を通じて知り合い、結婚。その後、秋本美空さんを授かりますが、残念ながら二人は離婚に至ります。
その後、大友さんはシングルマザーとして秋本選手を育てながら、現役復帰を果たし、ロンドン五輪でメダルを手にするという快挙を成し遂げました。
2013年には現役を引退し、現在は元柔道選手・秋本啓之氏と再婚しています。秋本啓之さんは、2010年世界柔道選手権の金メダリストであり、現在は柔道全日本代表の指導者としても知られています。
この再婚により、秋本美空選手は義父・啓之さんとともに暮らし、家族は6人構成となりました。
◆ 現在の家族構成まとめ
| 続柄 | 氏名 | 特記事項 |
|---|---|---|
| 実母 | 大友 愛（秋本 愛） | 元バレーボール日本代表（ロンドン五輪銅） |
| 実父 | 山本 辰生 | 元Vリーグ選手・ビーチバレー選手 |
| 現在の父（義父） | 秋本 啓之 | 元柔道日本代表・金メダリスト |
| 弟 | 心之助さん | 心臓病を克服、元気な少年 |
| 妹① | こころさん | バレーボールに親しむ |
| 妹② | 愛心（あこ）さん | 柔道やバレーをしている様子 |
このように、現在は母・義父・弟・妹2人との6人家族で、仲睦まじく暮らしていることがSNSなどからも確認できます。
◆ 兄弟姉妹もアスリート志向？
秋本美空選手には、弟1人・妹2人の3人のきょうだいがいます。特に弟の心之助くんは、幼少期に「大血管転位」という心疾患を抱えながらも、手術を乗り越えて現在は非常に元気に育っているそうです。
彼は父である秋本啓之さんの影響からか、柔道に興味を示しているとのこと。一方で妹たちも、SNS上でバレーボールや柔道に取り組む姿が確認されており、「アスリートファミリー」としての一面を覗かせます。
「将来は姉妹でコートに立つ日が来るのでは？」といった期待の声も上がっており、兄弟たちの今後の成長にも注目が集まっています。
◆ 苗字が違う理由とは？
「秋本美空」と「山本辰生」、苗字が異なることに違和感を持つ方も多いかもしれません。これは、両親の離婚後、母親の再婚により苗字が変わったためと考えられます。
現在の姓「秋本」は、母・愛さんの再婚相手である秋本啓之さんの姓を受け継いだものです。
こうした事情から、法律上・戸籍上での氏名変更が行われた可能性があり、これによって苗字が「山本」から「秋本」に変わったと見られます。
◆ 父親が2人のような複雑さではなく、“2人の父”に見守られている存在
秋本美空選手は、実父と現在の父という2人の「父親」を持つ立場ですが、どちらかが欠けていたという印象はあまり感じられません。
実父・山本辰生さんからはバレー選手としての基礎やDNAを、現在の父・秋本啓之さんからは柔道家としての精神性や礼儀など、異なる形で成長を支えられてきたのでしょう。
家族構成が変化しても、彼女がしっかりとした人格と競技力を備えているのは、家庭の愛情と教育が安定していた証拠といえるかもしれません。
◆ 今後の活躍と家族の支え
秋本美空選手は今後、世界大会への出場やプロリーグでのさらなる成長が期待されています。背景には、才能だけでなく、彼女を見守り支える家族の存在と、アスリートファミリーならではの理解と応援があります。
バレーというスポーツを通じて育まれてきた家族の絆は、これからも彼女の強い精神的支柱となるでしょう。
結論：秋本美空選手は「アスリートの結晶」
秋本美空選手は、元バレーボール選手・山本辰生氏を父に持ち、母・大友愛氏からも世界級の才能を受け継いでいます。兄弟たちもスポーツに親しみながら育ち、家族全体がアスリート気質にあふれた環境の中で暮らしています。
本人の努力と才能はもちろん、家族という見えない力が、彼女をトップアスリートへと導いていることは間違いありません。
今後も秋本美空選手の活躍を見守るとともに、彼女の背景にある温かい家族の存在にも注目していきたいところです。
コメント