2025年10月、福岡県警でまたしても重大な不祥事が明るみに出ました。今回問題となっているのは、福岡県警察本部の捜査一課に所属していた田中浩司警視(51)。女性を盗撮したとして、迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検されたことが報じられました。
本記事では、報道内容をもとに田中浩司警視の人物像、家族構成、SNS(Facebook・Instagram)などの情報について徹底的に整理し、わかりやすくお伝えします。
■事件の概要|女性2,000人以上の画像・動画を所持
福岡県警の発表によると、2025年6月に田中警視が福岡市地下鉄空港線の車内で複数の女性を盗撮していた事実が発覚しました。
- 6月13日:10代の女子大学生の下半身を狙ってスマホを操作
- 6月15日:20代のアルバイト女性の太もも部分を撮影
これらの行為により、福岡県迷惑行為防止条例違反の容疑で書類送検。また、停職3カ月の懲戒処分を受け、同日付で辞職しています。
さらに驚くべきは、田中警視のスマートフォンから約3800枚の写真と100本以上の動画が見つかり、その被写体となった女性の数は2000人以上に及ぶとされています。
■供述内容と動機|「性的欲求を満たすためだった」
田中容疑者は容疑を認めており、警察による取り調べに対して
「若い女性を主な対象としていた。自分の性的欲求を満たす目的だった」
と証言したと報じられています。
これまで性犯罪の捜査に携わっていた立場にもかかわらず、まさに“身内による裏切り行為”とも言える事態に、世間からの批判は高まっています。
■SNS(Facebook・Instagram)や顔画像の有無は?
現在、田中浩司警視の顔画像は報道機関や県警から公開されていません。これは刑事告訴ではなく書類送検であることや、捜査中のために実名報道・画像提供が制限されていることが背景にあります。
また、FacebookやInstagramなどのSNSアカウントについても現時点では特定されていません。同姓同名のアカウントはいくつか見つかりますが、本人と断定できるものは確認されていません。
警察関係者という職業柄、SNS上での情報発信は慎重であったと考えられ、情報漏洩防止の観点からも非公開設定または使用していない可能性が高いといえるでしょう。
■家族構成は?妻や子どもはいるのか
家族についての詳細は明らかになっていません。ただし、警察官として長年勤務していた点や年齢(51歳)を考えると、既婚者であっても不自然ではない年齢です。
仮に妻子がいたとすれば、今回の事件がもたらす影響は計り知れません。特に福岡県警という地域の信頼を担う立場にあった人物による犯行であるだけに、家族が地域社会で受けるプレッシャーも相当なものであると予想されます。
■福岡県警の不祥事が続く深刻な実態
今回の事件は、福岡県警での不祥事が連続している中での発覚です。
- 2025年9月:刑事部長が女性職員へのセクハラ発言で辞職
- 同月:別の警視が人身安全対策課長としての立場で不適切発言をし戒告処分
と、立て続けに幹部による問題が表面化。今回の田中警視の事件は、その中でも最も悪質かつ長期的な犯行であった可能性が高く、組織全体の体質が問われる状況に陥っています。
■今後の展望|再発防止と被害者への対応が求められる
被害を受けた女性の数は少なくとも数百人以上とされ、全容解明には時間を要するとみられています。田中警視のスマホに残されていた画像や動画から、個人が特定される恐れがあることも懸念材料です。
また、女性職員からの相談が事件の発端であったことを考えると、内部告発や通報体制の見直しも急務といえるでしょう。
福岡県警は、国民や被害者への謝罪とともに、信頼回復に向けた抜本的な対策を講じる責任があります。
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