日本テレビの元アナウンサーで、現在はフリーアナウンサーとして活躍する 町亞聖(まち あせい) さん。
報道番組やラジオでの活動のほか、介護問題に関する発信を積極的に行い、多くの人々に影響を与えています。
そんな町亞聖さんの 結婚や夫(旦那)、子供 について気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、町亞聖さんの 結婚歴や家族構成 について詳しくご紹介します。
町亞聖は結婚している?夫(旦那)は?
結論から言うと、町亞聖さんは 現在も独身 です。
これまで結婚歴もなく、夫(旦那)や子供はいません。
町亞聖さんは過去のインタビューなどで 「結婚願望がないわけではない」 と語っていますが、これまで家庭を持つ機会には恵まれなかったようです。
その背景には、家族の介護 という大きな役割が関係しています。
町亞聖が結婚しなかった理由とは?
町亞聖さんが 結婚しなかった理由のひとつ として、 母親の介護 があります。
18歳から続いた母の介護
町亞聖さんの母・広美さんは、町亞聖さんが高校3年生のときにくも膜下出血で倒れ、その後重度の障害を持つようになりました。
右半身麻痺や認知症、言語障害が残り、日常生活に支援が必要な状態だったそうです。
当時、町亞聖さんの家庭は 共働きの両親と3人きょうだい でしたが、母の突然の病気により 町亞聖さんが一家の中心となって支えることに。
高校卒業後は、大学に通いながら介護、アルバイト、学業を両立 させるという過酷な日々を送っていました。
日本テレビ入社後も介護を続ける
1995年に 日本テレビにアナウンサーとして入社 した後も、母親の介護は続きました。
女子アナとして多忙を極める中、町亞聖さんは 「睡眠時間3時間」という生活を続けながら仕事と介護を両立 していたといいます。
当時は介護保険制度も整っておらず、ほぼすべてを家族だけで支えなければならない状況でした。
また、入社2年目には 家族のために自宅マンションを購入 し、住宅ローンの支払いも担っていたそうです。
このような状況では 恋愛や結婚を考える余裕がなかった のも無理はありません。
父親の介護も重なる
母親の介護が続く中、町亞聖さんに さらに試練が訪れます。
母親の死後、父親が アルコール依存による「ウェルニッケ・コルサコフ症候群」 を発症。
今度は 父の介護が始まることに。
最終的に、町亞聖さんは 約15年間にわたって家族の介護を続ける生活 を送りました。
このように、家庭の事情から 結婚よりも家族を支えることを優先せざるを得なかった のかもしれません。
町亞聖に子供はいる?
町亞聖さんには 子供はいません。
彼女は 独身生活を続けながら、現在もアナウンサーとして活動 しており、ラジオ番組や講演などで介護問題について積極的に発信しています。
また、過去のインタビューでは 「自分の経験をもとに、介護について発信し続けていきたい」 と語っており、家族介護の経験を社会に還元することを大切にしているようです。
町亞聖の家族構成|きょうだいや親族は?
町亞聖さんは 3人きょうだいの長女 で、弟と妹がいます。
- 弟:町宗法(まち そうほう)さん
3歳年下。
家計を考えて大学進学を諦め、消防士になったそうです。 - 妹:町亞夢(まち あむ)さん
6歳年下。
町亞聖さんの支援を受けながら一般企業に就職し、現在は結婚して二児の母になっています。
また、父親は 鹿児島県与論島の出身 で、幼い頃からハーフのような顔立ちをしていたため、よく外国人と間違えられることがあったそうです。
町亞聖の現在|これからの活動に注目
町亞聖さんは 現在もフリーアナウンサーとして活動 しており、テレビ・ラジオ番組のほか、講演活動や執筆にも力を入れています。
また、母の介護経験を綴った著書 「十八歳からの十年介護」 を出版し、介護の現実を伝える活動を続けています。
近年では ラジオ番組「スマートNEWS」「みんなにエール!」 などにも出演し、社会問題や介護の大切さを発信しています。
まとめ
- 町亞聖さんは結婚しておらず、夫(旦那)や子供はいない。
- 18歳のときから約15年間、母親と父親の介護を続けていた。
- 弟と妹がいるが、家族の支えを担ってきたのは町亞聖さん自身だった。
- 現在もフリーアナウンサーとして活躍し、介護問題をテーマにした活動を行っている。
長年にわたる介護生活を経て、現在は自身の経験を生かし 「介護をする人を支える社会を作ること」 を目標にしている町亞聖さん。
これからの活動にも注目が集まりますね。
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