【THE W】終了理由なぜ?何があった?つまらないから?

【THE W】終了理由なぜ?何があった?つまらないから?

女性芸人の日本一を決める賞レース「女芸人No.1決定戦 THE W」が、2026年は開催されないことが明らかになりました。

2017年に始まり、毎年12月の恒例番組として定着してきただけに、突然の発表へ驚いた人も多いのではないでしょうか。

ネット上では「なぜ終了するのか」「視聴率が原因なのか」「つまらないという批判が多かったからでは」といった声が上がっています。

しかし、日本テレビが公式に説明した理由は、単なる人気低下や番組への批判ではありません。同局は、女性芸人の活躍を後押しするという大会の目的について、一定の役割を果たしたと判断したことを明らかにしています。

この記事では、「THE W」が2026年に開催されない理由をはじめ、事実上の終了なのか、視聴者から寄せられてきた評価、そして新たな賞レースとの関係について詳しく整理します。

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THE Wが2026年に開催されないと正式発表

日本テレビは2026年7月13日の定例会見で、「THE W」を同年は開催しないと発表しました。

岡部智洋常務執行役員は、これまで大会を支えてきた出演者や関係者、視聴者への感謝を示したうえで、2026年については大会を行わないと説明しています。

その理由として挙げられたのが、女性芸人の発掘や活躍の場を広げるという面で、大会が一定の役割を終えたという判断でした。

「THE W」は2017年にスタートし、2025年まで9年連続で開催されました。決勝は毎年、日本テレビ系列で生放送され、優勝者には賞金1000万円が贈られる大型企画でした。

大会からは、ゆりやんレトリィバァさん、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、吉住さん、オダウエダ、天才ピアニスト、紅しょうが、にぼしいわしなど、個性的な歴代女王が誕生しています。

優勝をきっかけにテレビ出演が増えた芸人も多く、スター発掘という意味では大きな成果を残した賞レースだったといえるでしょう。

終了理由は「一定の役割を果たしたため」

日本テレビが示した公式な終了理由は、「大会として一定の役割を果たした」というものです。

「THE W」が始まった2017年当時は、女性芸人だけが参加できる全国規模の賞レースはほとんどありませんでした。

「M-1グランプリ」や「キングオブコント」などには男女を問わず参加できるものの、出場者や決勝進出者は男性芸人が中心となる傾向がありました。

そこで「THE W」は、女性芸人へ大きな舞台を提供し、ピン芸、漫才、コントなどジャンルを問わず競える大会として誕生しました。

大会を通じて多くの女性芸人が知られるようになり、優勝者以外のファイナリストもバラエティー番組などで活躍しています。

こうした変化を踏まえ、日本テレビは、女性芸人の存在を広く伝えるという当初の目的が一定程度達成されたと判断したのでしょう。

つまり、公式には「失敗したから打ち切る」という説明ではなく、賞レースとして一つの区切りを迎えたという位置づけになっています。

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本当に完全終了?来年以降の復活はある?

今回の発表では、2026年に大会を開催しないことは明言されました。

一方で、来年以降も二度と開催しないと断定されたわけではありません。

日本テレビ側は、今後について質問された際、「まずは今年は放送しないという判断」と説明しています。

この言い方からすると、現時点では事実上の終了と受け止められるものの、将来的な特別大会や不定期開催の可能性まで完全に否定されたわけではなさそうです。

過去のテレビ番組でも、毎年開催されていた企画が一度終了した後、特別番組として復活する例はあります。

ただし、2026年時点で次回大会の予定や復活時期は発表されていません。そのため、「2027年に再開する」「数年後に復活する」と断定できる情報はない状況です。

つまらないから終了したの?

ネット上では以前から、「THE Wはつまらない」「他の賞レースよりレベルが低く見える」といった厳しい意見もありました。

こうした評価が終了理由だったのではないかと考える人もいるようです。

確かに、賞レースは出演者のネタだけでなく、審査方法、番組構成、会場の雰囲気、審査員のコメントなど、さまざまな要素によって印象が変わります。

「THE W」では、年によって対戦形式や審査方法が変更されてきました。2025年大会でも、決勝進出者が前年の12組から8組へ減らされるなど、番組をより引き締めるための調整が行われていました。

一方で、エントリー数そのものは増加していました。2025年大会には過去最多となる1044組が参加しており、芸人側からの関心が失われていたわけではありません。

そのため、「誰からも支持されなくなったから終了した」と結論づけるのは適切ではないでしょう。

視聴者から賛否があったことは事実ですが、日本テレビは「つまらないという批判」を公式な終了理由には挙げていません。

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視聴率低下や運営費も影響した?

公式発表とは別に、背景として視聴率や大会運営の負担を指摘する報道もあります。

「THE W」は開始当初、平均世帯視聴率が2桁を記録していた一方、近年は1桁で推移していたと報じられています。

また、大規模な賞レースには、全国予選の会場費、審査員やスタッフの人件費、決勝会場の設営費、生放送に必要な制作費など、多額のコストがかかります。

優勝賞金1000万円も含め、テレビ局にとって継続的な負担が大きかった可能性があるとする関係者の見方も報じられました。

ただし、日本テレビが会見で「視聴率が低かったから」「制作費が高かったから」と明言したわけではありません。

視聴率や運営費が判断材料の一部だった可能性はありますが、あくまで報道上の分析であり、公式に示された主な理由は「一定の役割を果たした」という説明です。

ダブルインパクトとの関係は?

「THE W」の終了を考えるうえで注目されているのが、日本テレビと読売テレビによる新たな賞レース「ダブルインパクト」です。

「ダブルインパクト」は、漫才とコントの両方を披露し、二つのジャンルを合わせた総合力で競う大会です。

男女の区別なく出場でき、2026年大会の決勝は7月20日に日本テレビ・読売テレビ系列で生放送されます。予選では2896組が参加し、8組が決勝へ進出しました。

日本テレビ側も「THE W」について説明した際、男女を問わず競える新たな舞台として「ダブルインパクト」に言及しています。

このことから、「THE W」が担ってきた芸人発掘の役割を、今後は性別を限定しない別の賞レースへ移していく意図もあると考えられます。

ただし、「ダブルインパクト」が「THE W」の後継番組だと正式に説明されているわけではありません。

競技内容も異なり、「THE W」が女性芸人に光を当てる大会だったのに対し、「ダブルインパクト」は漫才とコントの二刀流を評価する大会です。

両者は別の賞レースですが、日本テレビ系列が大型お笑いコンテストを複数運営する中で、番組の役割を整理した可能性はありそうです。

THE Wが残した功績

「つまらない」という声だけで「THE W」を評価することはできません。

大会が始まる前は、女性芸人が大規模な賞レースの決勝でスポットライトを浴びる機会は、現在ほど多くありませんでした。

「THE W」が毎年開催されたことで、女性芸人のネタがゴールデンタイムで長時間放送され、それまで知られていなかった芸人が全国へ名前を広める機会が生まれました。

優勝後に人気番組へ出演する芸人が増えただけでなく、決勝進出をきっかけにライブの観客が増えたり、別の賞レースでも注目されたりしたケースもあります。

また、漫才、コント、ピン芸の垣根を越えて競える仕組みは、芸風の異なる芸人が同じ舞台へ立つという独自性を生みました。

番組の演出や審査をめぐって議論が起きたこともありましたが、その議論自体が女性芸人のネタへ多くの関心が集まった証拠ともいえます。

まとめ

「女芸人No.1決定戦 THE W」は、2026年には開催されません。

日本テレビが公式に示した理由は、女性芸人の活躍の場を広げ、スターを発掘するという点で「大会として一定の役割を果たした」と判断したためです。

ネット上では「つまらないから終了したのでは」といった意見もありますが、日本テレビはそれを理由として説明していません。

近年の視聴率や大会運営の負担、新賞レース「ダブルインパクト」の存在なども背景として指摘されていますが、これらは公式に終了の決定打と明言されたものではありません。

また、2026年に放送しないことは確定しているものの、将来の不定期開催や特別企画としての復活まで完全に否定されたわけではありません。

9年間にわたり女性芸人へ大きな舞台を提供し、多くのスターを生み出した「THE W」。賛否はありながらも、日本のお笑い界に残した功績は決して小さくないといえるでしょう。

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